芽キャベツの育て方・栽培方法

芽キャベツの育て方・栽培方法

1.芽キャベツ栽培の特徴と時期


芽キャベツの育て方手順に沿って、畑やプランターで芽キャベツを栽培してみましょう!
芽キャベツは栄養価も高いので、家庭菜園で栽培にチャレンジする人も増えている人気の野菜です。

芽キャベツの栽培データ
■芽キャベツの栽培難易度:★★★☆☆

■芽キャベツの旬:冬11月~翌年2月

■連作障害:あり

■栽培時期:夏植え

■夏の種まき:7月~8月
 夏植え:8月~10月
 収穫時期:11月~翌年2月

■芽キャベツの苗や種が買えるお店
芽キャベツの苗や種を買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
こちらから購入するとポイント還元があります。

芽キャベツは年1回栽培することができる野菜で、芽キャベツの旬は、冬の11月~翌年2月です。

芽キャベツは、普通のキャベツと同じくアブラナ科目の植物であり、比較的初心者でも栽培しやすいのが特徴です。
小さいながらも栄養価に優れ、三大栄養素の他にビタミンやミネラル、食物繊維など豊富な栄養素が含まれています。

その中でも抗酸化作用や免疫活性化作用のあるビタミンCが豊富に含まれているので、ビタミンや栄養不足の現代人には非常におすすめの食材と言えます。

芽キャベツ

芽キャベツは独特な苦みがあるため、普通のキャベツのように生で食べるのは不向きですが、シチューポトフなどの煮込み料理には最適です。

芽キャベツはスーパーなどであまり見かけることは少ないですが、家庭菜園などで育てることも十分に可能です。
キャベツと言っても普通のキャベツの若芽ではなく、茎の葉に実をつけるキャベツの変種、栽培品種のうちの一つとされています。

芽キャベツにはいくつかの種類があるとされており、暑さに強く育てやすい早生子持や倒れにくくて育てやすいファミリーセブン、直径3㎝以上の大きい芽球を付ける子持甘濫などがあります。

芽キャベツは種から育てることもできますが、生育があまり良くない場合や初心者は既にある程度大きくなっている苗から始めるのが良いかもしれません。収穫時期には50~60個の実をつけるとされています。

好適土壌pHは、6.0~6.5とされており、日当たりが良く冷涼な気候を好むのが特徴です。生育の初期段階に茎を4~5㎝以上の太さに育てるとたくさんの実を付けるようになります。

芽キャベツには連作障害があるため、地植えの場合には2年以上は間隔を開けるのが基本とされています。

芽キャベツの栽培時期は、7月下旬~8月の上旬が最も適した時期とされています。

2.芽キャベツの栽培基本(畑・プランター)

肥料

芽キャベツの栽培方法の基本についてご紹介します。
芽キャベツを種から育てる場合には、7月下旬~8月上旬にかけて種まきをしていきます。
芽キャベツを苗から育てる場合には、8月下旬~10月上旬を目安に植え付けていきます。

特に初心者の場合は種から始めるよりも、植え付けからの方が始めやすく成長させやすいのでおすすめです。

芽キャベツの苗は、十分に根が張っており、害虫などがおらず病気になってなさそうな、緑色が濃いものを選ぶのがポイントです。
葉や茎に傷がついていないかなども調べてから購入するようにしましょう。

芽キャベツの種まきのポイントは、まず育苗ポットに5~6粒の種を植えて上から薄く土をかけ、水をたっぷり与えます。

発芽までは土を乾燥させないようにしっかりと水をやり、風通しの良い場所で管理しましょう。
発芽したら、双葉が開いたころに元気な苗を2本残して間引きをして、葉が2~3枚になったらそのうちの元気な1本を残し、葉が5~6枚くらいになった頃に畑やプランター、地植えなどに移していきます。
その後は普通の苗と同じ育て方になります。

芽キャベツの植え付けについてご紹介します。
まず初めに行うのが土作りです。ホームセンターなどで販売されている腐葉土を利用するのが簡単です。自分で土を作る場合には赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを7:2:1の割合で配合してその他に苦土石灰や化成肥料を混ぜたものを使用します。

畑などの地植えの場合は、植え付ける2週間前に苦土石灰を巻いて畑を耕した後、1週間前に油粕や化成肥料、たい肥などを混ぜて耕した後に、植え付けを始めます。
株同士の間隔を40㎝以上取って苗よりも少し大きめの穴に植え付けた後に水をしっかりとあげましょう。

鉢植えやプランターなどに植える場合には、根張りのことを考えて大き目で深いサイズのもの選ぶのが良いです。
水はけを良くするために鉢底に石を敷いた上から土を入れて、地植えと同じように少し大きめの穴を作って、根の土をそのままの状態にして浅く植え付けていきます。

芽キャベツの水やりに関しては、鉢植えやプランターの場合には土が乾燥していたらしっかりと水をあげてください。
乾燥している時期が長いと発育に影響するので水を切らさないようにしましょう。

地植えに関しては、あまり水をやりすぎてしまうと土の中で湿気てしまい、根腐れを起こす可能性がありますので、植え付け直後以外は水をやらないのが基本です。

肥料は、植え付けから3週間後、葉が6~8枚まで増えてきたところで追加するのが目安です。
1株に対して一握りくらいの化成肥料を株の周りに巻いたら、あとは土に混ぜて株元に寄せていくという作業を1か月ごとに行っていきます。

2回目以降の追肥は、1回目の同量の肥料を株元に巻き、少しずつ土に混ぜていきます。苗が小さいときは株元に近くに肥料をまきますが、ある程度大きくなったら根を傷めないようにするためにも苗から少し離れたところにまいて土と混ぜていくのが良いとされています。

3.芽キャベツの栽培手入れ

水やり

10月ごろになって芽球が増えてきたら、間引きの作業である葉かきと芽かきが必要となる時期になります。
葉かきは、日当たりを良くして生育環境を整えるのが大きな理由です。頂部にある葉を10枚ほど残したら、地際から10㎝下の葉をすべて切り取ります。軸が残っていても自然に枯れ落ちるので問題はありません。

芽キャベツは株の根元から実を付けていくので、下から順に古い葉を切り取っていくようにしましょう。実が成長してくると下部にある葉が黄色く変色していきますが、これも成長に影響しますので早めに取り除くことをおすすめします。
葉かきは一度に行うのではなく、全体の成長を見ながら行っていくのが良いとされており、必ず10~20枚は残すようにしましょう。

芽かきは、葉かきと同じ時期に始める作業です。
地際から10㎝までの小さな実を手で取り除いていきます。

地際から10㎝以上にできた芽球は徐々に大きくなりますので、1㎝くらいになったものから葉の軸を圧迫して潰さないように気を付けながらハサミなどで切り取ります。

成長しているのを取り除くことに罪悪感を持ってしまうかもしれませんが、しっかりとこの作業をしておかないと成長に影響しますので必ず実を取るようにしましょう。

芽キャベツは下から順番に実が大きくなっていくのですが、この10㎝以下のものはそこまで大きくならないとされています。
そのため、いらない実を早めに取り除くことが上部の実の成長につながることになるのです。
この手間をすることで、芽球に日が良く当たるようになるので、残したい実の成長を助けることになります。

葉かきと芽かきの作業を行うことで残った芽に十分な栄養が回って上部の芽球が大きく成長することにつながります。
見た目にもすっきりするので、芽キャベツの栽培においては、必ずこの作業を行うように心がけましょう。

4.芽キャベツの収穫時期について

芽キャベツの収穫

芽キャベツの収穫時期についてですが、寒冷地においては8月下旬~12月、中間地では11月下旬~翌年の3月、暖かい地域も11月下旬~翌年3月が収穫時期とされています。

芽キャベツは、苗の植え付けから90日後には収穫できますので、比較的早い時期になると言えます。
芽球が2~3㎝の大きさに成長して硬く結球したものから収穫が可能となります。手で付け根をねじるようにして取り除き、芽球を傷つけないように気を付けて取っていくことが出来ます。

収穫できる期間が長くするためには、その後も2週間に1回の追肥と水やりを忘れないようにしましょう。
同じく葉かきの作業も続けて行っていくのがポイントです。

せっかく育てているのに枯れる原因としては、環境が高温になっていたり、水はけが悪く日が十分にあたっていない、根元が混雑していて十分に結球に栄養が回っていないなどの理由が考えられます。

芽キャベツは上手に育てれば1株でも50~80個の収穫量を得ることが可能ですので、上手に育てて収穫量を増やしてみてはいかがでしょうか。

5.芽キャベツに発生しやすい病気と害虫

芽キャベツの病気

芽キャベツの栽培において発生しやすい病気と害虫としては、「べと病」や「根こぶ病」、「苗立枯病」や「菌核病」などが挙げられます。

芽キャベツが病気になる原因は、日当たりや水はけが悪かったり根が混雑していることで起こりやすくなりますので注意が必要です。

害虫で付きやすいのは、青虫やコナガの幼虫です。芽キャベツはアブラナ科目の植物なので普通のキャベツの同様にそれらの害虫が付きやすいとされています。
8月下旬~10月にかけて発生するシンクイムシや、葉や結球部を食害してしまうヨウトウムシも害虫の一種です。

芽キャベツに一度害虫がついてしまうとあっという間に葉を食べられてしまいますので、日頃から葉の様子を入念にチェックします。葉に穴が開いているなど少しでも虫食いの様子があれば幼虫がついていないか様子を見るようにしましょう。

被害がひどい場合には、その葉だけ取り除いておくことをおすすめします。
苗からの初期段階であれば防虫ネットを使えば防ぐことが可能です。
ただ、防虫ネットを外した時はモンシロチョウから狙われる率は非常に高くなります。モンシロチョウが活発に動く時期は防虫ネットを使用して被害を防ぐのが良いと言えます。

しっかりと芽キャベツを収穫するためにも、成長時期や害虫の発生時期に合わせて病気の発症や害虫駆除に意識して育てていくことをおすすめします。

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