半日陰とは

半日陰とは

1.半日陰(はんひかげ)とは

半日陰(はんひかげ)という言葉は、園芸やガーデニングをしていると良く出てきますが、どのような状態を半日陰というのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、半日陰がどのような場所をいうのか、半日陰について解説していきたいと思います。

半日陰とは、1日のうちで午前や午後などある一定時間(3~4時間程度)日が当たる場所のことをいいます。
植木鉢や、プランターに半分だけ日が当たって、半分日が当たっていない場所のことではありません。

この概念を間違えて、プランターを置いてしまうと、プランターの半分の日が当たっている野菜は元気よく育ち、日が当たっていない方の野菜はうまく育たない状態になりますので気をつけましょう。

2.建物の東側の半日陰

東側の半日陰

半日陰の場所を探して、家の外にプランターや植木鉢を置く際には、建物の東側などが挙げられます。

東側は、太陽が昇る方角なので、太陽が昇る朝早い段階から日差しを浴びることができ、12時ぐらいからかげり始めてきますので、ちょうど半日蔭の状態をつくりだしてくれます。
建物の東側の半日陰の特徴としては、ギラギラした日差しではなく、朝の涼しい時間の爽やかな日差しなので、半日陰を好む植物はとても育てやすい環境にあります。

家の東側にプランターや鉢植えなどを置くスペースがある場合には、東側に置いて育てると良いでしょう。

3.建物の西側の半日陰

西側の半日陰

建物の西側は、午前中は日が当たらず陰になり、昼の12時過ぎから日が当たりはじめます。

建物の西側の半日陰の特徴としては、日中の強い日差しが長い時間当たります。

夏などは強い日差しが長く当たるので、水やりした水が早く蒸発してしまうので、土が乾燥し、植物の葉や茎がぐったりしてしまうことがありますので注意しましょう。

日差しが強すぎたり、長すぎたりしないように日光の加減を調整するなどして、あまり強い日差しに長時間当てて植物を枯れさせないようにしましょう。

4.木漏れ日の半日陰

木漏れ日の半日陰

お庭や畑に木が生えていて、木漏れ日が差し込むような場所も半日陰と呼べます。
木に葉が茂っていて、葉っぱの隙間から日差しを浴びれるような場所であれば、半日陰となりますので、木の下にプランターや鉢植えを置いてもかまいません。

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