１．クレソンの後作に植えたほうが良い野菜
クレソンの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか？
クレソンの後作に良い野菜はいくつかありますので、
クレソンの後作について順番にみていきましょう！
クレソンの収穫時期は、だいたい4月～11月頃なので、春から秋にかけて植えていけるクレソンと相性の良い野菜を見ていきましょう。
クレソンの次に後作した方が良い野菜には、
サトイモ、セリ、レンコンなどの作物があります。
サトイモは、1株から小芋がたくさん収穫できて、病害虫に強く、長期保存もできることから、初心者にも人気のある野菜です。
２．後作した方が良い理由
クレソンの後作した方が良いものとしてはサトイモ、セリ、レンコンなどがあります。
クレソンは多湿の環境で育てられる植物なのでその環境に適応できる植物が後作に向きます。
サトイモはインドや中国南部から東南アジア、インドネシアに自生している熱帯性の高温多湿をお好む根野菜です。
1株からたくさんの子芋を収穫することが出来、あまり手間もかからないので初心者に人気の野菜となっています。
多湿を好む点がクレソンと似通っており、これが後作した方が良い理由と言えます。
サトイモは本来は多年生の野菜ですが、日本は温帯地域のために1年で枯れます。
セリは春の七草にも数えらえる植物です。
自然界では水田や湿地に自生しているので、この時点で既にクレソンと共通点があります。
ただ、発芽率が悪い点には注意が必要となっており、苗から育てられるケースも多くなっています。
肥沃な土壌を好む傾向があるので元肥を施して耕うんすることをおすすめします。
セリは日当たりの良い環境と半日陰の環境のどちらでも育てることが出来ます。
この点でもクレソンとは好相性となっています。
レンコンは地下茎と呼ばれる蓮の茎が変化した野菜です。
穴が空いているのが特徴であり、歯ごたえのある料理に使われることが多くなっています。
水中で育つ水生植物であるため、クレソンと生育環境は似ているといえます。
多湿の環境でも問題なく育てることが出来る野菜です。
しかし、高温を好む傾向があるのでクレソンを冷涼な状況で育てていた場合は後作に向かないケースもあります。
レンコンは休眠期も含めて水を切らさないようにすることが大切です。
特に水分の蒸発の激しい夏に育てる際には注意しておきましょう。
３．クレソンの後作に植えないほうが良い野菜
４．後作しない方が良い理由
クレソンに後作しない方が良いものとしては大根、西洋かぼちゃ、ホウレンソウなどがあります。
クレソンはヨーロッパからアジアの温帯にかけて広く分布する水生植物です。
水生植物なので湿り気を好む傾向があります。
大根と言えば日本では古来より食べられてきた野菜です。高い栄養を含んでおり、古い文献には健康のためにも食べられてきたとあります。
大根は比較的涼しいところで育つ性質があり、温帯で育てられることの多いクレソンとは少し異なっています。
決定的なのは大根を育てる上では通気性や排水性が必要となるということです。
つまり、大根はどちらかというと乾燥した環境で育てることに適しており、湿り気を好むクレソンとは合わないということです。
かぼちゃには日本種、西洋種、ペポ種の3種があります。
日本種は昔から栽培されてきました。
体内でビタミンAとなるカロテンを多く含んでおり、果肉の黄色が濃いほど豊富とされています。
日本種であれば高温多湿に耐えることが出来るのでクレソンの後作であっても問題はありません。
しかし、西洋カボチャの場合は冷涼で乾燥した気候を好みます。
そのため、クレソンの後作には適さないという特徴があります。
ホウレンソウはビタミンA、ビタミンC、カロテンなどを豊富に含む野菜です。
育てやすいことから栽培が広まっています。
冷涼な気候を好む傾向が強く、寒さに耐えられる植物です。
ただし、湿度の高い場所での生育には向かないとされています。
クレソンは湿度の高いところで生育するのが適しているので、これが後作しない方が良い理由となっています。
ただし、ほうれん草の中にはそういった環境に強くなるように品種改良されたものもあります。
クレソンの後作には、後作に良いサトイモ、セリ、レンコンなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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