キュウリ(きゅうり)の後作に植えても良い野菜とは?(連作障害)

キュウリ

1.キュウリの後作に植えたほうが良い野菜

キュウリの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?

実は、キュウリの後作に良い野菜はいくつかあります。
キュウリの後作について順番にみていきましょう!

キュウリの収穫時期は、だいたい5月~8月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるキュウリの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。

キュウリの後作に植えたほうが良い野菜
ホウレンソウ、タマネギ、トウモロコシ
ホウレンソウ(ほうれん草)の育て方・栽培方法

キュウリの次に後作した方が良い野菜には、
ホウレンソウ、タマネギ、トウモロコシなどの作物があります。

ホウレンソウは、代表的な緑黄色野菜で、栄養価も高く、ビタミンA、鉄分、葉酸が多いことで知られています。
種まきは、春と秋の2回行うことができます。
ホウレンソウは冷え込むことで、体内の水分を減らして糖度が増すので、柔らかくなり、味がよりおいしくなります。

キュウリの後作に良いホウレンソウ
キュウリの後作にホウレンソウを育ててみたい方はホウレンソウ栽培の関連記事をご覧ください。春の種まき:3月~5月。秋の種まき:9月~10月。
ホウレンソウ(ほうれん草)の育て方・栽培方法

ホウレンソウ(ほうれん草)の育て方・栽培方法

2023年5月23日

タマネギは、一年草もしくは二年草として扱われています。
ビタミンB1・B2や、カルシウム・リンや鉄分などミネラルを多量に含み、栄養価が高い野菜です。

種まきは8月下旬~9月中旬にかけての時期、畑への苗の植え替えは11月の上旬から中旬にかけて、収穫は5月下旬~6月いっぱいにかけてが適期です。

キュウリの後作に良いタマネギ
キュウリの後作にタマネギを育ててみたい方はタマネギ栽培の関連記事をご覧ください。秋の種まき:8月~9月。
タマネギ(たまねぎ)の育て方・栽培方法

玉ねぎ(タマネギ/たまねぎ)の育て方・栽培方法

2022年2月1日

トウモロコシは、科目はイネ目イネ科・トウモロコシ属に分類される一年生植物です。

秋トウモロコシは、7月から種まきして育てることが可能です。
秋トウモロコシを育てるコツは、栽培期間の短い品種を選ぶことです。

キュウリの後作に良いトウモロコシ
キュウリの後作にトウモロコシを育ててみたい方はトウモロコシ栽培の関連記事をご覧ください。夏の種まき:7月。
トウモロコシ

トウモロコシ(スイートコーン)の育て方・栽培方法

2023年4月2日

2.後作した方が良い理由

ほうれん草

キュウリの後作にホウレンソウを後作した方が良い理由としては、初心者でも手軽に育てることができる野菜であり、
キュウリの収穫後に土壌改良をしてすぐに植え付けができるということが挙げられます。

タマネギの場合には、種まきは8月下旬~9月中旬にかけての時期、畑への苗の植え替えは11月の上旬から中旬にかけてと
キュウリの収穫からある程度期間をあけて植えるので、その間にゆっくりと土壌の状態を改善していくことが出来ます。

トウモロコシは、キュウリの次の後作には相性が非常に良く、同時に土壌の状態を改善する効果も期待できることから
家庭菜園にはうってつけの作物としても知られています。

初心者というのであれば、キュウリの後作には比較的世話のしやすいホウレンソウを後作として育てていくのがおすすめです。

3.キュウリの後作に植えないほうが良い野菜

カボチャ
キュウリの後作に植えないほうが良い野菜
カボチャ、ニンジン、ダイコン
キュウリは連作にやや弱い作物としても知られています。 
そのため、連作による被害を避けるためにもキュウリと同じウリ科の植物はキュウリの栽培後植えないのが無難です。

後作しない方が良いものには、こうしたウリ科の植物のカボチャの他、ニンジンや大根などが挙げられます。

4.後作しない方が良い理由

家庭菜園

カボチャは、同じウリ科の作物なので、連作によって土壌の中の養分が不足したり、害虫や病原菌による被害が懸念されます。

連作を続けることで作物の収穫量が減ったり、変形などが起こりやすくなっていきます。
大根やニンジンの場合でもそれは同様で、キュウリと後作の相性が悪いので注意していくようにしましょう。

キュウリを栽培した後の土壌は2年間休めれば連作による影響がなくなるとされています。
ですからキュウリを栽培した後、無理に後作をしなくても2年かけて土壌の改良を行っておけば何ら問題はありません。

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