インゲンは初心者でも育てやすく、短期間で収穫できる家庭菜園向けの野菜です。
やわらかいさやを長く楽しめるのが魅力ですが、「実がつかない」「花が落ちる」「株が弱る」などのトラブルに悩むこともあります。
インゲンは気温や水分、肥料の影響を受けやすいため、基本の管理がとても重要です。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策を初心者にもわかりやすく解説します。
■分類:マメ科インゲンマメ属
■原産地:中央アメリカ
■インゲンの旬:7~9月
■栽培時期:春まき
種まき:4月~5月、植え付け:5月~6月、収穫:7月~8月
1.実がならない
原因・見分け方
インゲンの花は咲くのに実がつかない場合、受粉不足や肥料の偏り、気温不足が原因です。
葉ばかり育って花が少ない場合は窒素肥料の与えすぎも考えられます。
対策・防止法
・人工授粉で受粉を助ける
・肥料は控えめにする
・暖かい日当たりのよい場所で育てる
2.花が落ちてしまう
原因・見分け方
インゲンの花が咲いても落ちる場合は、水不足や気温変化が原因です。
つぼみの段階で落ちる場合は、栄養や水のバランスを見直す必要があります。
対策・防止法
・土が乾きすぎないよう水やり
・極端な気温変化を避ける
・追肥で株の元気を保つ
3.葉が黄色くなる
原因・見分け方
インゲンの葉が黄色くなる場合は、肥料不足や水分不足、病気の可能性です。
下葉から黄色くなる場合は栄養不足が多く、全体がしおれる場合は水の問題です。
対策・防止法
・追肥で栄養を補う
・土が乾いたら水やり
・病気の葉は取り除く
4.枯れてしまう
原因・見分け方
インゲンの株が枯れる場合は、過湿や病気、害虫の影響です。
特に根が傷むと急にしおれて枯れることがあります。
対策・防止法
・水はけのよい土で育てる
・風通しをよくする
・病気や害虫の株は早めに取り除く
5.なかなか大きくならない
原因・見分け方
インゲンの生育が遅い場合は、日当たり不足や気温不足、栄養不足が原因です。
インゲンは暖かい環境を好むため、寒い場所では成長が鈍ります。
対策・防止法
・日当たりのよい場所で育てる
・元肥や追肥で栄養を補う
・暖かい環境で栽培する
6.病害虫が発生する
原因・見分け方
インゲンは、うどんこ病や灰色かび病、炭疽病などの病気、アブラムシやハダニ、ヨトウムシなどの害虫が発生することがあります。
葉に白い粉がついたようになる場合はうどんこ病、葉やさやに褐色や黒褐色の斑点が出る場合は炭疽病の可能性があります。
また、葉に穴があいたり、葉が縮れたり、葉の裏に小さな虫がついたりする場合は害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・葉の表裏やさやをこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた部分は早めに取り除く
・必要に応じて防虫ネットなどを利用する
7.インゲン栽培のコツ
インゲンを上手に育てるには、暖かく日当たりのよい環境を整えることが大切です。
水はけのよい土で育て、乾燥しすぎないよう適度に水やりを行いましょう。
また、肥料は控えめにし、与えすぎによる葉ばかりの生育を防ぎます。
つるあり品種は支柱やネットでしっかり誘引し、風通しをよくすることも重要です。
実は若いうちにこまめに収穫することで、長く収穫を楽しめます。
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