ネギ(長ネギ)は家庭菜園で人気が高く、薬味から料理まで幅広く使える便利な野菜です。
ネギ栽培では、「白い部分が太らない」「とう立ちする」「生育が遅い」などのトラブルが起こることもあります。
ネギは、土づくりや日当たり、肥料管理の影響を受けやすい作物です。
ポイントを押さえれば、初心者でもしっかり太く育てられます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類: ヒガンバナ科ネギ属
■原産地:中国西部、中央アジア
■ネギの旬:秋9月、冬12月
■栽培時期:春まき
■春の種まき:3月、植え付け:7月、収穫時期:12月
1.白い部分が太らない
原因・見分け方
ネギの葉は茂っても白い部分が太らない場合は、土が硬い・肥料不足・日当たり不足が原因です。
葉ばかり元気で白根が短い場合は、窒素肥料の与えすぎにも注意です。
対策・防止法
・深く柔らかい土に植える
・肥料はバランスよく与える
・日当たりのよい場所で育てる
2.花が咲く(とう立ち)
原因・見分け方
ネギは高温や長日条件でとう立ちしやすく、花が咲くと白根の太りが止まります。
特に春先や夏場は注意が必要です。
対策・防止法
・花が咲く前に収穫する
・とう立ちしにくい品種を選ぶ
・栽培時期を守る
3.葉が黄色くなる
原因・見分け方
ネギの葉が黄色くなる場合は、肥料不足や水不足、病気が原因です。
下葉から黄色くなる場合は栄養不足、全体がしおれる場合は水の問題です。
対策・防止法
・追肥で栄養を補う
・土の乾き具合を見て水やり
・病気の葉は取り除く
4.枯れてしまう
原因・見分け方
ネギの株が枯れる場合は、過湿や病気、害虫が原因です。
特に根元が湿ると根腐れしやすくなります。
対策・防止法
・水はけのよい土で育てる
・風通しをよくする
・病気や害虫の株は早めに取り除く
5.なかなか大きくならない
原因・見分け方
ネギの生育が遅い場合は、日当たり不足や土の栄養不足が原因です。
白い部分が小さいままの場合は土の改良や肥料を見直しましょう。
対策・防止法
・深く柔らかい土にする
・日当たりのよい場所で育てる
・元肥と追肥で栄養を補う
6.病害虫が発生する
原因・見分け方
ネギは、べと病やさび病、黒斑病、白絹病などの病気、ネギアザミウマやネギハモグリバエ、アブラムシなどの害虫が発生することがあります。
葉に黄色や褐色の斑点が出たり、葉にオレンジ色や茶色の粉のようなものがついたりする場合は病気の可能性があります。
また、葉に白っぽい筋や食害の跡が見られたり、葉の裏に小さな虫がついたりする場合は害虫による被害が考えられます。
根元が柔らかくなったり腐敗したりする場合も注意が必要です。
対策・防止法
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・葉や株元をこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた部分は早めに取り除く
・防虫ネットを利用して害虫の侵入を防ぐ
・同じ場所でネギ類を続けて栽培しない
7.ネギ栽培のコツ
ネギを上手に育てるには、深く柔らかい土づくりと土寄せが重要です。
生育に合わせて土を寄せることで、白い部分を長く太く育てることができます。
また、日当たりと風通しのよい場所で育て、肥料は定期的に追肥しましょう。
水はけのよい環境を保ち、過湿を避けることも健康に育てるポイントです。
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