サンチュは、焼肉を包んで食べる葉野菜として人気があり、やわらかくクセの少ない味が特徴です。
リーフレタスの仲間で、外葉から順に収穫できるため家庭菜園でも育てやすい野菜です。
しかし、「葉がかたくなる」「苦味が出る」「虫に食べられる」などのトラブルが起こることもあります。
サンチュは気温や水分、日当たりの影響を受けやすい作物です。
サンチュは、ポイントを押さえれば初心者でも長く収穫を楽しめます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類: キク科アキノノゲシ属
■原産地:地中海沿岸、中近東、中国
■主な旬:春5月~6月、秋10月~11月
■栽培時期:春まき・春植え、秋まき・秋植え
春の種まき:2月~4月、植え付け:4月~5月、収穫時期:5~6月
秋の種まき:8月~9月、植え付け:9月~10月、収穫時期:10月~12月
1.葉がかたくなる
原因・見分け方
サンチュの葉がかたくなるのは、気温の上昇や収穫の遅れが原因です。
成長しすぎると葉が厚くなり、食感が悪くなります。
対策・防止法
・若いうちに収穫する
・涼しい時期に栽培する
・外葉からこまめに摘み取る
2.苦味が出る
原因・見分け方
サンチュの苦味は、高温や水不足によって強くなります。
特に夏場や乾燥した環境で起こりやすいです。
対策・防止法
・水切れを防ぐ
・強い直射日光を避ける
・春や秋に栽培する
3.葉が黄色くなる
原因・見分け方
サンチュの葉が黄色くなる場合は、肥料不足や水分の乱れが原因です。
下葉から黄色くなる場合は、栄養不足のサインです。
対策・防止法
・適度に追肥する
・水やりの量を見直す
・水はけのよい土を使う
4.葉が傷む・腐る
原因・見分け方
サンチュの葉が傷んだり腐る場合は、過湿や病気が原因です。
密植や風通しの悪さも影響します。
対策・防止法
・株間をしっかり確保する
・風通しをよくする
・傷んだ葉は早めに取り除く
5.病害虫が発生する
原因・見分け方
サンチュは、べと病や灰色かび病、菌核病などの病気、アブラムシやハダニ、ヨトウムシ、ナメクジなどの害虫が発生することがあります。
葉に黄色や褐色の斑点が出たり、葉の裏に白っぽいカビが見られたりする場合は病気の可能性があります。
また、葉に穴があいたり、葉が食べられたり、葉の裏や株元に小さな虫やナメクジが見られたりする場合は害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・葉の表裏や株元をこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた葉は早めに取り除く
・防虫ネットなどを利用して害虫の侵入を防ぐ
・ナメクジは見つけ次第、早めに取り除く
6.サンチュ栽培のコツ
サンチュを上手に育てるには、「こまめに収穫すること」が大切です。
外葉から順に収穫することで株が長持ちし、次々と新しい葉が育ちます。
また、適度な水分と日当たりを確保しつつ、高温期は遮光することで品質のよい葉に育てられます。
風通しをよく保つことで、病気や害虫の予防にもつながります。
基本を押さえれば、初心者でもやわらかくておいしいサンチュを長く楽しむことができます。
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