レタス(玉レタス)は、シャキシャキとした食感が魅力で、サラダに欠かせない人気の野菜です。
家庭菜園でも比較的育てやすいですが、「結球しない」「葉が傷む」「苦くなる」などのトラブルが起こることがあります。
レタスは、気温や水分、肥料のバランスに影響を受けやすい野菜です。
レタスは、ポイントを押さえれば、初心者でも立派な玉に育てることができます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類: キク科アキノノゲシ属
■原産地:地中海沿岸~中近東
■主な旬:春5月~6月、秋冬11月~12月
■栽培時期:春まき・春植え、秋まき・秋植え
春の種まき:2月~3月、植え付け:3月~4月、収穫時期:5月~6月
秋の種まき:8月~9月、植え付け:9月、収穫時期:11月~12月
1.結球しない
原因・見分け方
レタスが丸くならない場合は、気温が高すぎる、肥料不足、株間が狭いことが原因です。
外葉ばかりが広がり、中心が巻かない状態が続く場合は注意が必要です。
対策・防止法
・適期(春または秋)に栽培する
・株間を広めにとる(約30cm)
・元肥をしっかり施す
2.葉が苦くなる
原因・見分け方
レタスの苦味は、高温や水分不足、収穫遅れが原因です。
特に、気温が高い時期は苦味が出やすくなります。
対策・防止法
・涼しい時期に栽培する
・水切れを起こさないようにする
・適期で早めに収穫する
3.葉が傷む・腐る
原因・見分け方
レタスの葉が溶けるように傷む場合は、過湿や病気が原因です。
雨が続いた後や、水はけが悪い土で発生しやすくなります。
対策・防止法
・水はけのよい土で育てる
・雨よけやマルチを活用する
・傷んだ葉は早めに取り除く
4.外葉ばかり大きくなる
原因・見分け方
レタスの外葉だけが育って結球しない場合は、肥料のバランスが偏っている可能性があります。
特に、窒素分が多すぎると葉ばかり茂ります。
対策・防止法
・肥料の与えすぎに注意する
・バランスのよい肥料を使う
・追肥は控えめにする
5.病害虫が発生する
原因・見分け方
レタスは、べと病や灰色かび病、菌核病などの病気、アブラムシやハダニ、ヨトウムシ、ナメクジなどの害虫が発生することがあります。
葉に黄色や褐色の斑点が出たり、葉の裏に白っぽいカビが見られたりする場合は、病気の可能性があります。
また、葉に穴があいたり、葉が食べられたり、葉の裏や株元に小さな虫やナメクジが見られたりする場合は、害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・葉の表裏や株元をこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた葉は早めに取り除く
・防虫ネットなどを利用して害虫の侵入を防ぐ
・ナメクジは見つけ次第、早めに取り除く
6.レタス栽培のコツ
レタスを上手に育てるには、涼しい気候を選ぶことが何より大切です。
レタスは、15〜20℃前後の気温でよく結球します。
また、株間をしっかり確保して風通しをよくすることで、病気の予防にもつながります。
水やりは、土の乾き具合を見ながら行い、乾燥と過湿の両方を避けることがポイントです。
さらに、結球が始まったら外葉を傷めないように注意しながら管理すると、きれいな玉に仕上がります。
基本を押さえれば、初心者でもみずみずしいレタスを収穫できます。
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