パプリカは家庭菜園で人気があり、カラフルで甘みのある実を楽しめる野菜です。
比較的育てやすい一方で、「実がならない」「花が落ちる」「生育が遅い」などのトラブルが起こることもあります。
パプリカは、気温や日当たり、水分や肥料バランスの影響を受けやすい作物です。
ポイントを押さえれば、初心者でも大きく甘い実を収穫できます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類:ナス科トウガラシ属
■原産地:南アメリカ
■パプリカの旬:7~10月
■栽培時期:春まき
春の種まき:3月、植え付け:5月、収穫時期:7~10月
1.実がならない
原因・見分け方
パプリカの花は咲くのに実がつかない場合は、受粉不足や気温不足、肥料の偏りが原因です。
特に低温時は受粉がうまくいかず、花が落ちやすくなります。
対策・防止法
・人工授粉で受粉を助ける
・日当たりのよい暖かい場所で育てる
・肥料の与えすぎに注意する
2.花が落ちてしまう
原因・見分け方
パプリカの花が落ちる場合は、急な気温変化や水不足、株の体力不足が原因です。
特に乾燥や冷え込みがあると花が落ちやすくなります。
対策・防止法
・土の乾き具合を見て水やり
・温度変化をやわらげる
・追肥で栄養を補う
3.葉が黄色くなる
原因・見分け方
パプリカの葉が黄色くなる場合は、肥料不足や水分管理の乱れ、病気が原因です。
下葉から黄色くなる場合は、栄養不足、斑点がある場合は病気の可能性があります。
対策・防止法
・バランスよく肥料を与える
・土が乾いたら水やり
・病気の葉は早めに取り除く
4.枯れてしまう
原因・見分け方
パプリカの株が枯れる場合は、病気や害虫、過湿が原因です。
特に根元が湿っていると根腐れしやすく、株全体が弱ります。
対策・防止法
・水はけのよい土で育てる
・病気や害虫の株は早めに処分
・風通しをよくする
5.なかなか大きくならない
原因・見分け方
パプリカの株が小さいままの場合は、日当たり不足や肥料不足、気温不足が原因です。
パプリカは暖かい環境を好むため、寒い場所では成長が鈍ります。
対策・防止法
・日当たりのよい場所で育てる
・元肥と追肥で栄養を補う
・暖かい環境で育てる
6.病害虫が発生する
原因・見分け方
パプリカは、うどんこ病や灰色かび病、青枯病などの病気、アブラムシやハダニ、アザミウマ、カメムシ類などの害虫が発生することがあります。
葉に白い粉がついたようになる場合はうどんこ病、葉や茎、実に灰色のカビが見られる場合は灰色かび病の可能性があります。
また、葉が縮れたり、葉の裏に小さな虫がついたり、実に吸汁された跡や変色が見られたりする場合は害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・葉の表裏や茎、実をこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた部分は早めに取り除く
・防虫ネットなどを利用して害虫の侵入を防ぐ
7.パプリカ栽培のコツ
パプリカを上手に育てるには、日当たりのよい暖かい環境を確保することが重要です。
低温に弱いため、気温が安定してから植え付けましょう。
また、肥料はバランスよく与えつつ過剰にならないよう注意し、水やりは乾きすぎを防ぎながら適度に行います。
支柱で株を支え、風通しをよくすることも健全な生育につながります。
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