シシトウは、夏野菜の中でも育てやすく、次々と実がなるため家庭菜園で人気の野菜です。
初心者でも比較的簡単に栽培できますが、「実がならない」「辛くなる」「株が弱る」などのトラブルが起こることがあります。
シシトウは、日当たりや水分、肥料の管理によって生育が大きく左右されます。
シシトウは、ポイントを押さえれば、長期間収穫を楽しむことができます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類:ナス科トウガラシ属
■原産地:熱帯アメリカ
■主な旬:6月~10月
■栽培時期:春まき、春植え
種まき時期:3月~4月、植え付け時期:5月、収穫時期:6月~10月
1.実がならない
原因・見分け方
シシトウに実がつかない場合は、肥料の偏りや日照不足が原因です。
特に窒素分が多すぎると葉ばかり茂り、花や実がつきにくくなります。
対策・防止法
・日当たりのよい場所で育てる
・肥料はバランスよく与える
・リン酸を含む肥料を意識する
2.実が辛くなる
原因・見分け方
本来は辛くないシシトウが辛くなるのは、水不足や高温、ストレスが原因です。
乾燥状態が続くと辛味が出やすくなります。
対策・防止法
・水切れを防ぐ
・乾燥しすぎないようにする
・株に負担をかけない管理をする
3.実が小さい・育たない
原因・見分け方
シシトウの実が大きくならない場合は、肥料不足や水分不足、株の疲れが原因です。
収穫を続けると、株の栄養が不足しがちになります。
対策・防止法
・定期的に追肥する
・水やりを安定させる
・早めに収穫して株の負担を減らす
4.葉が黄色くなる
原因・見分け方
シシトウの葉が黄色くなるのは、肥料不足や根のダメージ、水分過多などが原因です。
下葉から黄色くなる場合は、栄養不足の可能性が高いです。
対策・防止法
・追肥で栄養を補う
・水はけのよい土で育てる
・根を傷めないように管理する
5.株が弱る・枯れる
原因・見分け方
シシトウの株が弱る場合は、連続収穫による疲れや病気、害虫の影響が考えられます。
葉がしおれたり、元気がなくなる場合は注意が必要です。
対策・防止法
・こまめに収穫して負担を減らす
・風通しをよくする
・異常があれば早めに対処する
6.病害虫が発生する
原因・見分け方
シシトウは、うどんこ病や灰色かび病、青枯病などの病気、アブラムシやハダニ、アザミウマ、カメムシ類などの害虫が発生することがあります。
葉に白い粉がついたようになる場合はうどんこ病、葉や茎、実に灰色のカビが見られる場合は灰色かび病の可能性があります。
また、葉が縮れたり、葉の裏に小さな虫がついたり、実に吸汁された跡や変色が見られたりする場合は害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・葉の表裏や茎、実をこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた部分は早めに取り除く
・防虫ネットなどを利用して害虫の侵入を防ぐ
7.シシトウ栽培のコツ
シシトウを上手に育てるには、日当たりと水分管理が重要です。
シシトウは、乾燥しすぎると辛味が出やすくなるため、土の乾き具合を見ながら安定した水やりを心がけましょう。
また、実をつけ続ける野菜なので、定期的な追肥で栄養を切らさないことが大切です。
早めの収穫を繰り返すことで株の負担を減らし、長く収穫を楽しめます。
基本を押さえれば、初心者でもたくさんのシシトウを収穫することができます。
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