スナップエンドウは、春の家庭菜園で人気が高く、甘みのある実を長く収穫できる野菜です。
比較的育てやすい一方で、「実がならない」「花が落ちる」「生育が遅い」などのトラブルが起こることもあります。
スナップエンドウは、日当たりや気温、肥料バランスの影響を受けやすい作物です。
ポイントを押さえれば、初心者でも安定して育てられます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類:マメ科エンドウ属
■原産地:中央アジア~中近東
■主な旬:4月~6月
■栽培時期:秋まき・秋植え
種まき:10月~11月、植え付け:11月~12月、収穫:4月~6月
1.実がならない
原因・見分け方
スナップエンドウの花は咲くのに実がつかない場合、受粉不足や気温不足、肥料バランスの乱れが原因です。
葉ばかり茂って花が少ない場合は、窒素肥料の与えすぎに注意です。
対策・防止法
・人工授粉で受粉を助ける
・肥料は控えめにする
・日当たりと風通しのよい環境で育てる
2.花が落ちてしまう
原因・見分け方
スナップエンドウの花が咲いても落ちる場合は、急な気温変化や水不足、栄養不足が原因です。
つぼみの段階で落ちることもあります。
対策・防止法
・土の乾き具合を確認して水やり
・風や直射日光から花を守る
・追肥で株の元気を保つ
3.葉が黄色くなる
原因・見分け方
スナップエンドウの葉が黄色くなる場合は、肥料不足や水不足、病気が原因です。
下葉から黄色くなる場合は栄養不足、全体がしおれる場合は水不足です。
対策・防止法
・追肥で栄養補給
・水やりのタイミングを調整
・病気の葉は取り除く
4.枯れてしまう
原因・見分け方
スナップエンドウの株が枯れる場合は、過湿や病気、害虫の影響です。
特に根元が傷むと株全体が弱ります。
対策・防止法
・水はけのよい土で育てる
・風通しをよくする
・病気や害虫の株は早めに取り除く
5.なかなか大きくならない
原因・見分け方
スナップエンドウの生育が遅い場合は、日当たり不足や栄養不足、気温不足が原因です。
スナップエンドウは、日当たりと適温を好みます。
対策・防止法
・日当たりのよい場所で育てる
・元肥や追肥で栄養を補う
・暖かく風通しのよい環境で栽培する
6.病害虫が発生する
原因・見分け方
スナップエンドウは、うどんこ病や灰色かび病、褐斑病などの病気、アブラムシやハモグリバエ、ヨトウムシなどの害虫が発生することがあります。
葉に白い粉がついたようになる場合はうどんこ病、葉やさやに褐色の斑点が出る場合は褐斑病などの可能性があります。
また、葉に白い筋や穴があいたり、葉が縮れたり、葉の裏に小さな虫がついたりする場合は害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・株間を適切にとり、風通しをよくする
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・葉の表裏やさやをこまめに確認する
・病気の葉や害虫の被害を受けた部分は早めに取り除く
・必要に応じて防虫ネットなどを利用する
7.スナップエンドウ栽培のコツ
スナップエンドウを元気に育てるには、日当たりと風通しのよい環境づくりが大切です。
つるが伸びるため支柱を早めに立て、倒れないように管理しましょう。
また、肥料は控えめを意識し、水はけのよい土で育てることがポイントです。
適度な水やりとこまめな観察で、健康な株を維持できます。
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