サツマイモは手間が少なく育てやすいことから、家庭菜園でも人気の野菜です。
つるがよく伸び、秋には甘い芋を収穫できる楽しみがありますが、「芋ができない」「葉が黄色くなる」「株が弱る」などのトラブルが起こることもあります。
サツマイモは、土づくりや肥料の与え方が収穫に大きく影響する野菜です。
ポイントを押さえれば、初心者でもしっかり育てられます。
この記事では、よくあるトラブルの原因と対策をわかりやすく解説します。
■分類:ヒルガオ科サツマイモ属
■原産地:中央アメリカ
■サツマイモの旬:9月~11月
■栽培時期:春植え
植え付け:5月~6月、収穫時期:9月~11月
1.芋がならない
原因・見分け方
サツマイモの葉は茂るのに芋が大きくならない場合、土の栄養不足や水分不足、株間の狭さが原因です。
葉ばかり育って芋が小さいことがあります。
対策・防止法
・柔らかく栄養豊富な土に植える
・水やりで乾燥を防ぐ
・株間を広めにして栄養を集中させる
2.花が落ちる
原因・見分け方
サツマイモは花よりも蔓や葉を育てるため、花が少ない・落ちるのは自然です。
花を咲かせるよりも蔓を元気に育てることが大切です。
対策・防止法
・花よりも蔓の成長を重視する
・葉を健康に保つため追肥と水やりを行う
・病気や害虫の葉は取り除く
3.葉が黄色くなる
原因・見分け方
サツマイモの葉が黄色くなる場合は、肥料不足や水不足、病気が原因です。
下葉から黄色くなる場合は栄養不足、全体がしおれる場合は水不足です。
対策・防止法
・追肥で栄養補給
・土の乾き具合を見て水やり
・病気の葉は取り除く
4.枯れてしまう
原因・見分け方
サツマイモの株が枯れる場合は、過湿や病気、害虫の影響です。
特に根や蔓が傷むと株全体が弱ります。
対策・防止法
・水はけのよい土で育てる
・風通しをよくする
・病気や害虫の株は早めに取り除く
5.なかなか大きくならない
原因・見分け方
サツマイモの生育が遅い場合は、日当たり不足・栄養不足・気温不足が原因です。
サツマイモは暖かく日当たりのよい場所でよく育ちます。
対策・防止法
・日当たりのよい場所で育てる
・元肥や追肥で栄養を補う
・暖かい環境で栽培する
6.病害虫が発生する
原因・見分け方
サツマイモは、つる割病や黒斑病、立枯病などの病気、コガネムシ類やハスモンヨトウ、アブラムシなどの害虫が発生することがあります。
葉やつるが黄色くなったり、株元から枯れ込んだりする場合は病気の可能性があります。
また、葉に穴があいたり、葉が食べられたり、収穫したイモの表面に黒い斑点や食害の跡が見られたりする場合は病害虫による被害が考えられます。
対策・防止法
・水はけのよい土で育て、過湿を避ける
・植え付け前に土の状態を整える
・葉やつる、株元をこまめに確認する
・病気の株や害虫の被害を受けた部分は早めに取り除く
・収穫後は傷のついたイモを分けて保管する
・同じ場所でヒルガオ科の作物を続けて栽培しない
7.サツマイモ栽培のコツ
サツマイモを上手に育てるには、水はけのよい土と日当たりの確保が重要です。
肥料は控えめにし、特に窒素を与えすぎるとつるばかり伸びて芋が太らないため注意しましょう。
また、つる返しを行うことで余分な発根を防ぎ、養分を芋に集中させることができます。
乾燥しすぎないよう適度に水やりを行い、収穫は葉が黄色くなり始めた頃を目安にするとよい芋が育ちます。
「サツマイモがうまく育たないときの原因と対策ガイド」を読んだあなたにおすすめの記事:



