園芸店・ホームセンター・インターネットなどで買える農薬をご紹介します。
ダイコンのヨトウムシに使用できる農薬には、「トレボン乳剤」、「ベニカS乳剤」、「ベニカベジフル乳剤」などがあります。
商品を購入される場合には、商品名、使用時期、使用方法、使用量、使用回数などを確認のうえ選ぶようにします。
トレボン乳剤
トレボン乳剤をダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、1000~2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫21日前までに3回以内であれば可能です。
トレボン乳剤は、カメムシ目、コウチュウ目など、チョウ目幼虫、コナジラミ、アブラムシなどの様々な害虫に効果があります。
ベニカS乳剤
ベニカS乳剤をダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、200倍に希釈して使用します。散布液量は100~300mL/㎡です。使用回数は、収穫30日前までに4回以内であれば可能です。
ベニカS乳剤は、ケムシ退治に効果的な殺虫剤です。庭木、果樹、野菜などに幅広く使用でき、ケムシやアオムシなどのチョウ目害虫に優れた効果を発揮します。速効性と持続性があり、害虫を効果的に退治します。
ベニカベジフル乳剤
ベニカベジフル乳剤をダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、300倍に希釈して使用します。散布液量は100~300m㍑/㎡です。使用回数は、収穫30日前までに4回以内であれば可能です。
ベニカベジフル乳剤は、野菜、果樹、草花、庭木などの害虫を退治するのに効果的で、速効性と持続性があります。
ベニカナチュラルスプレー
ベニカナチュラルスプレーをダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、原液で使用します。使用回数に制限はなく、発生前~発生初期に必要に応じて散布してください。
ベニカナチュラルスプレーは、アオムシ、ヨトウムシ、ケムシなどの害虫を2週間ブロックし、ハダニの防除にも効果的です。さらに、オオタバコガやアブラムシにも有効な殺虫殺菌剤です。
アディオン乳剤
アディオン乳剤をダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫30日前までに4回以内であれば可能です。
アディオン乳剤は、広範囲の害虫に効果的で、従来の殺虫剤に対して感受性が低下したアブラムシ類にも高い効果があります。
ディアナSC
ディアナSCをダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、2500~5000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫前日までに2回以内であれば可能です。
ディアナSCは広い殺虫スペクトラムを持ち、チョウ目害虫からアザミウマ目害虫やハエ目害虫まで幅広い害虫の防除に効果を発揮します。特にチョウ目害虫に対しては速やかな食害抑制効果があり、被害の広がりを抑えます。また、ハマキムシ類の卵から成虫までの各生育ステージにも効果があり、散布の適期が広いため使いやすい薬剤です。
ベニカAスプレー
ベニカAスプレーをダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、原液で使用します。使用回数は、収穫30日前までに4回以内であれば可能です。
ベニカAスプレーは、植物を食べる虫や群がる虫を効果的に退治することができます。秋冬野菜、春夏野菜、果樹、花、観葉植物、庭木など、様々な作物に使用できるため、一年中利用することができます。
プレオフロアブル
プレオフロアブルをダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫14日前までに2回以内であれば可能です。
プレオフロアブルは、野菜・豆・花木の害虫防除に最適な殺虫剤です。従来の殺虫剤とは異なる作用性で、ローテーション散布の基幹剤として有用です。
高い殺虫活性と優れた残効性があり、作物を害虫から守ります。
アクセルフロアブル
アクセルフロアブルをダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、1000~2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫7日前までに2回以内であれば可能です。
アクセルフロアブルは、チョウ目やコウチュウ目の害虫に高い効果を発揮します。齢期の進んだチョウ目害虫の幼虫にも効果的で、他の薬剤とのローテーション散布にも適しています。
住化サイアノックス乳剤
住化サイアノックス乳剤をダイコンのヨトウムシ(若~中齢幼虫)対策に使用する場合は、1000~1500倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫14日前までに2回以内であれば可能です。
住化サイアノックス乳剤は、チョウ目害虫や吸汁性害虫のアブラムシ類などに対して速効的に作用します。アブラムシ類、ハマキムシ類、カイガラムシ類などの害虫の防除に使用できます。また、殺卵効果もあります。
ブロフレアSC
ブロフレアSCをダイコンのヨトウムシ対策に使用する場合は、2000~4000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。
ブロフレアSCは、既存剤に抵抗性を持つ害虫にも効果を発揮します。チョウ目・ハムシ類の専門剤であり、迅速な殺虫効果と約3週間の残効性を備えています。さらに、耐雨性にも優れており、降雨後も効果が持続します。
農薬保管庫(鍵付き)
ダイコンの農薬は、農薬保管庫を使うことで安心して保管することができます。
農薬を安全かつ適切に保管するためには、キズやサビに強く、鍵のかかる農薬保管庫を利用することが望ましいです。
家庭菜園であれば、小型や中型サイズの農薬保管庫が人気です。
※薬剤使用の留意点
本記事の商品情報などは、2023年5月時点のものです。
薬剤の適用内容については変更されることがありますので、最新の薬剤情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。
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