■目次
１．ツルムラサキの水やり
ツルムラサキの水やり頻度、水やりの時間帯、水やり時の注意点などについて疑問を持たれていませんか？
ツルムラサキは、5月～6月に苗を植え付けると簡単に育てることができます。
梅雨の時期や乾燥期に、毎日水をあげればよいかどうか悩んでいる方も多いと思いますので、ツルムラサキの水やり方法について順番に解説していきます。
２．ツルムラサキの栽培と水やり（地植え）
ツルムラサキは、市販の苗を購入して植え付けると手軽です。種をまいて育てることもできます。
土づくり
日当たりと水はけの良い場所を選び、植え付けの2週間以上前に苦土石灰を施します。
1週間前に、完熟堆肥と化成肥料を施し、幅60㎝、高さ10㎝の畝を作っておきます。
植え付け
ツルムラサキの植え付けは、晩霜の心配がなくなった晴れた日の午前中に行います。
低温時に植え付けると寒さで弱るため、地温が十分に上がってから植え付けるようにします。
根鉢を崩さないようにして、地表面と同じ高さになるように植え付けます。
植え付け後は、株元に土を寄せて苗を安定させ、株元にたっぷりと水やりをします。
水やり
水やりは、株元に静かに与える方法が基本となります。シャワータイプのジョーロでやさしく水をかけましょう。
シャワータイプでないものは水の勢いが強いため、土が水で流されてしまい、ツルムラサキがうまく育たない原因になりモます。
ツルムラサキの水やりにも使えるジョーロが買えるお店
ツルムラサキの水やりにジョーロを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう！
お洒落でかわいいジョーロや、水がたくさん入るジョーロなどが豊富にあります。
使う頻度が高いジョーロは、いいものを選びたいですね。
３．ツルムラサキの栽培と水やり（プランター）
ツルムラサキは、市販の苗を購入して植え付けると栽培の手間が省けます。種をまいて育てることもできます。
用土
プランターや鉢は、深さ30㎝以上のものを用意します。
用土は、市販の野菜用培養土を利用すると便利です。
植え付け
苗の植え付けは、晩霜の心配がなくなった晴れた日の午前中に行います。
根鉢を崩さないようにして、地表面と同じ高さになるように植え付けます。
植え付け後は、株元にたっぷりと水やりをします。
水やり
プランターや鉢の水やりは、株元に静かに与える方法が基本となります。
土の表面が軽く濡れただけでは水が浸透しないため、水不足になってしまいます。
プランターや鉢はたっぷりと水やりすることで、新鮮な水と空気を土の中に供給することができます。
４．ツルムラサキの高温多湿期の水やり
地植えの場合は、根付いた後は自然の降雨で足りるので、基本的に水やりの必要はありません。
ツルムラサキは暑さに強い野菜ですが、夏場に晴天が続いて降雨が無い場合は水やりをします。
水やりは、朝の涼しい時間帯に株元にたっぷりと与えます。
プランター栽培では、土の表面が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをします。
梅雨明け後は、気温が急上昇して土が乾燥しやすいので注意します。
水やりの基本は、土の表面が乾いたら早朝にたっぷり与えるようにします。
５．ツルムラサキの生育障害と水やり
ツルムラサキは、夏の暑さや病気に強い野菜ですが、低温や遅霜にはとても弱いので注意します。
種まきや植え付けは、気温が十分に上がってから行うようにします。
地植えの場合は、植え付け前にマルチングを施して地温を高めておきます。
ツルムラサキは、良質の葉を収穫するために土の乾燥に特に注意します。
夏の乾燥時期は敷きわらを施して、ときどき水やりをすると良く育ちます。
６．ツルムラサキの病気と予防
ツルムラサキは病気に強い野菜ですが、灰色かび病などに注意します。
灰色かび病（はいいろかびびょう）
灰色かび病はカビによる病気で、雨が降り続いて湿度が高い環境下で発生しやすくなります。
土の中にいる病原菌の胞子が風で飛ばされ、茎や葉などに付いて発病します。
日当たりや風通しが悪いと発生しやすいため、密植を避けるとともに、摘葉をして風通しを良くします。
水やりの際は、葉の上からの水やりを避け、株元に与えるようにします。
発症した部分は丁寧に取り除き、撤去処分します。
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