ニラ(韮)の水やり頻度や時間帯は?

ニラ(韮)の水やり頻度や時間帯は?

1.ニラの水やり

ニラの水やり頻度、水やりの時間帯、水やり時の注意点などについて疑問を持たれていませんか?
ニラは、6月~7月に苗を植え付けると簡単に育てることができます。
梅雨の時期や乾燥期に、毎日水をあげればよいかどうか悩んでいる方も多いと思いますので、ニラの水やり方法について順番に解説していきます。

2.ニラの栽培と水やり(地植え)

ニラは、市販の苗を購入して植え付けると手軽です。育苗ポットなどに種をまいて育てることもできますが、植え付けできるまで約3か月かかります。

土づくり
日当たりと水はけの良い場所を選び、植え付けの2週間以上前に苦土石灰をまいてよく耕しておきます。
1週間前に完熟堆肥と化成肥料を施し、幅60㎝、高さ10~15㎝の畝を作っておきます。

植え付け
苗の植え付けは、6月~7月に晴れた日の午前中に行います。
一つの植穴に、苗を4~5本ずつまとめて植え付けます。
植え付け後は、株元に土を寄せてたっぷりと水やりをします。

水やり
水やりは、株元に静かに与える方法が基本となります。シャワータイプのジョーロでやさしく水をかけましょう。
シャワータイプでないものは水の勢いが強いため、土が水で流されてしまい、ニラがうまく育たない原因になります。

ニラの水やりにも使えるジョーロが買えるお店
ニラの水やりにジョーロを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
お洒落でかわいいジョーロや、水がたくさん入るジョーロなどが豊富にあります。
使う頻度が高いジョーロは、いいものを選びたいですね。

3.ニラの栽培と水やり(プランター)

水やり

ニラは、市販の苗を購入して植え付けると栽培の手間が省けます。
プランターに種をまいて育てることもできます。

用土
プランターは、深さ20㎝以上のものを用意します。
用土は、市販の野菜用培養土を利用すると便利です。

植え付け
苗の植え付けは、6月~7月に晴れた日の午前中に行います。
一つの植穴に、苗を4~5本ずつまとめて植え付けます。
植え付け後は、株元に土を寄せてたっぷりと水やりをします。

水やり
プランターや鉢の水やりは、土の表面が乾いたら株元にたっぷりと与えます。
たっぷりと水やりすることで、新鮮な水と空気を土の中に供給することができます。
土の表面が軽く濡れただけでは水が浸透しないため、水分不足になってしまいます。

一方、土が湿っているときに水やりをすると、根が呼吸できなくなり、窒息状態になるので注意します。

4.ニラの高温多湿期の水やり

高温多湿期の水やり

地植えの場合は、根付いた後は自然の降雨で足りるので、基本的に水やりの必要はありません。
ニラは暑さに強い野菜ですが、夏場に晴天が続いて降雨が無い場合は、葉が萎れる前に水やりをします。
水やりは、朝の涼しい時間帯に株元にたっぷりと与えます。

プランター栽培では、土の表面が乾いたら、プランターの底から水が出てくるまでたっぷりと水やりをします。
ニラは、過湿に弱い野菜ですので、土の表面が乾いてから水やりをするようにします。
梅雨明け後は、気温が急上昇して土が乾燥しやすいので、乾燥に注意します。

5.ニラの生育障害と水やり

ニラは、夏の暑さや病気に強い野菜ですが、水はけが悪いと生育不良になり、枯れてしまうこともあります。
土づくりの段階で、水はけのよい環境にします。
苗の植え付け後に乾燥が続くと根の活着が悪くなり、生育が遅れてしまうので乾燥に注意します。

ニラは、真夏の時期は生育が弱まるので、収穫を控えるようにします。
収穫した後は、追肥を施すことも大切です。

6.ニラの病気と予防

ニラは病気に強い野菜ですが、さび病などに注意します。

さび病
さび病は、カビが原因の病気で、梅雨や秋の長雨の時期に発生が多くなります。
株が弱くなると発病しやすいため、水はけを良くし、肥料の与え過ぎや肥料不足に注意します。発症した葉は撤去処分します。

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