1.トウガラシの後作に植えたほうが良い野菜
トウガラシの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
トウガラシの後作に良い野菜はいくつかありますので、
トウガラシの後作について順番にみていきましょう!
トウガラシの収穫時期は、だいたい7月~10月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるトウガラシの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
トウガラシ栽培の後作にした方が良い野菜にはカボチャ、トウモロコシが挙げられます。
カボチャを畑で栽培する場合、つるが伸びて広がるので1株当たり2m四方の面積を必要します。
面積の確保が難しい時は、ミニカボチャを選択して、立体栽培にすることをおすすめします。
ミニカボチャは実の付きも良く、放任でも栽培できるので、初心者でも育てやすい野菜です。
トウモロコシは日当たりさえ良ければプランターに植え付けてベランダで育成したり、大型植木鉢に植えても育つ大変育てやすい初心者向けの野菜です。
夏の種まきは、7月から行うことができ、秋に向けて、秋トウモロコシの栽培ができます。
秋トウモロコシを育てるコツは、栽培期間の短い品種を選ぶことです。
トウガラシはナス科の作物ですので、同じ科を育てるのは避けましょう。
カボチャはウリ科の野菜なので、ナス科のトウガラシの後作として安心して栽培することが出来ます。
トウモロコシはイネ科になります。トウモロコシは土壌改良により適した野菜としても知られています。
トウガラシの連作を防ぐだけでなく、土壌をより家庭菜園に適した状態にしていくためにもおすすめの作物になります。
2.後作した方が良い理由
後作した方が良い理由には、連作障害を防ぐことが出来る点、後作をすることで土壌の中の養分の偏り、不足を補っていくことが出来るという点です。
もちろん、トウガラシの収穫を終えた後にはある程度の土壌改良、消毒を行っていくことになります。
市販されている肥料を土壌に混ぜてその質を高めていく、同時に次に育てる野菜に適した土壌に改良していきます。
土壌の中の細菌の繁殖がネックだという場合は、消毒剤を散布していく他、ビニールを張って熱をこもらせ殺菌していく方法もおすすめになっていきます。
その都度それぞれの土壌に合った方法、次に育てる野菜に適した方法で作業を進めていくといいでしょう。
トウガラシを栽培する際、その後に育てる野菜のことも予定に組み込んでおけば、準備もスムーズに進みますし、家庭菜園をより楽しむことができます。
3.トウガラシの後作に植えないほうが良い野菜
連作によって土壌の中の栄養分に偏りが出てしまったり、あるいは極端に養分が少なくなってしまったりすることがあります。
この状態が続けば、当然のことながら作物の成長にも支障をきたすことになりますし、作物の実りも徐々に少なくなっていってしまいます。
トウガラシを栽培した後、連作をするのはもちろんですが、同じナス科の作物を育てるのもNGです。それは連作障害がでてしまうからです。
4.後作しない方が良い理由
後作しない方が良い理由は、土壌にかなりの負担がかかってしまう他、害虫が病原菌の発生率が高くなってしまうというという点が挙げられます。
トウガラシは比較的害虫に強い作物としても知られていますが、さすがに連作によるダメージが顕著になれば話は変わってきます。
より品質が良く、味のいい野菜を育てるためにも連作は避けるのがベストになってきます。
家庭菜園にトウガラシを取り入れるという人はその栽培方法や収穫のポイントなどの他に、こうした後作に適さない野菜についてもしっかり把握していくべきです。
こうした知識を身に着けておくことで、トウガラシを栽培した後の土壌を有効活用することが出来ますし、結果的に家庭菜園での野菜の収穫量をアップさせていくことが可能です。
トウガラシの後作には、後作に良いカボチャ、トウモロコシなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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