1.カブの後作に植えたほうが良い野菜
カブの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
作物を同じ土壌で連作すると、連作障害により土壌や作物の異常、収穫量の減少を引き起こすことがあるので注意が必要です。
この連作障害ですが、カブの場合にはその障害が強くあらわれる傾向にあります。
ですから、一度カブを育てた土壌では連作を避けることが栽培のポイントになります。
カブの後作に良い野菜はいくつかありますので、
カブの後作について順番にみていきましょう!
カブの収穫時期は、だいたい5月~6月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるカブの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
カブの次に後作した方が良い野菜には、
ネギ、エダマメ、レタスなどの作物があります。
葉ネギは畑やプランターで育てられ、暑さや寒さ、病害虫に対しても比較的強いので、初心者が栽培するのにもオススメの野菜です。
長ネギは寒さがストレスとなって甘味が増すので、時期的に、カブ栽培の後作に丁度良いといえます。
エダマメの科目はマメ科であり、マメ科の植物には根粒菌という細菌により窒素肥料を自ら作るという性質があるため、やせた土地でも良く育ちます。
レタス栽培を行う際は、種まきの前日までに種を湿らせたガーゼなどに包み、冷蔵庫の野菜室で冷やすと休眠打破の効果があり発芽しやすくなります。
2.後作した方が良い理由
適切な作物を後作した方が良い理由として挙げられるのは土の状態が改善されたり、再びカブを植えるときに病気を予防出来ることです。
カブの後にネギを育てることによって、再度カブを植えた場合に病気になるのを防ぐことが出来ます。中でも深い場所に植えて、土の中で埋めて栽培する長ネギは、雑菌が好まないネギに含まれる成分を土の中の奥の方にまで浸透させることが可能です。
カブを収穫してから苗を育てることが可能なため畑が空く時間がないというのもメリットになります。この時期に長ネギを栽培すれば、冬にちょうど収穫するシーズンになるため、薬味や鍋物などで役に立ちます。
マメ類はカブと同時に栽培するのにも、後作に育てるのにも適しています。しかし、カブを収穫してから栽培するとなると、植えることが出来る豆の品種が限定されることになるのですが、エダマメなら種を7月に蒔いて秋には収穫することが可能なため栽培する時期としても最適です。一般的にエダマメの旬は夏とされていますが、秋に収穫されるエダマメも非常に美味しく出来上がります。
根菜であるカブの後は、根菜ではない作物が後作に適しています。中でも葉物の野菜は、土に残っている窒素を吸収してくれるので後作に向いています。カブを収穫してから栽培することが出来る葉物の野菜にはレタスがあります。
収穫するのに3ヶ月以上かかる作物を栽培すると晩夏の時期に植える作物を栽培出来ないことになると効率が良くありません。葉物の野菜は種を蒔いてから、およそ1ヶ月から2ヶ月ぐらいで収穫することが出来る作物が多いというのもメリットとして挙げることが出来ます。
3.カブの後作に植えないほうが良い野菜
後作にどんな作物を育てるのが適しているのかという基準の1つに、異なるタイプの作物を栽培するという方法が挙げられます。
カブは土の中で育つ根菜に属する野菜になりますので、根菜は避けたほうが無難になります。
4.後作しない方が良い理由
カブはアブラナ科の作物になります。同じアブラナ科に属している作物は後作に適していないのですが、後作しない方が良い理由として挙げられるのは連作障害が発生しやすいからというのが理由になります。アブラナ科の作物を連続して栽培するのは止めた方が無難です。
アブラナ科の代表的な作物としてはキャベツや白菜、ダイコンなどが挙げられます。
根菜、葉物野菜、実野菜といった順番に植えると、育ちが悪くなるのを防止し、生長が改善するということになります。
カブの後作には、後作に良いネギ、エダマメ、レタスなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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