イチゴのコンパニオンプランツ!植え方や効果は?

イチゴのコンパニオンプランツ

1.イチゴのコンパニオンプランツ

イチゴの育て方・栽培方法

イチゴはその甘酸っぱい味わいと鮮やかな色合いから、家庭菜園で多く栽培されている人気のフルーツです。しかし、イチゴを育てる際には、適切な方法を知ることが大切です。

その1つに、イチゴのコンパニオンプランツを知り、上手に利用することがあります。コンパニオンプランツを取り入れることにより、美味しいイチゴを収穫しやすくなり、害虫や病気から守る手助けができます。

本記事では、イチゴのコンパニオンプランツに焦点を当て、その相性の良い組み合わせと植え方、効果について詳しくご紹介します。

2.イチゴ栽培のコツ

イチゴのランナー

イチゴ栽培を成功させるためには、まずは基本的なイチゴ栽培のコツを理解し、それを実践することが重要です。
下記のポイントを押さえ、健康なイチゴの成長と豊かな収穫を実現しましょう。

イチゴ(苺/いちご)の栽培データ
■イチゴの栽培難易度:★★★★☆(難しい)
■分類:バラ科オランダイチゴ属
■原産地:南北アメリカ地方
■イチゴの旬:5月~6月
■栽培時期:秋植え
苗の植え付け:10月~11月、収穫時期:翌年5月~6月
■連作障害:あり(3~4年あける)
■好適土壌pH:6.0~6.5
■発芽適温:18~23℃
■生育適温:17~20℃

適切な季節に苗を植える

イチゴ苗の植え付けは、秋の10月~11月に行います。
初めてイチゴを育てる場合は、信頼性のある種苗店やホームセンターから苗を購入しましょう。選ぶ際には、病害虫の被害がないことや、葉の色が濃く、クラウン(成長点)が大きく、しっかりとした苗を選びましょう。

連作障害に気をつける

イチゴは同じ場所での連作が難しいため、3~4年の期間を空けるか、他の場所で栽培することをおすすめします。
プランター栽培を行う場合は、常に新しい土を使用しましょう。

適切な条件で育てる

イチゴを育てるには、適切な環境条件が必要です。日当たりが良く、水はけが良く、風通しの良い場所が理想です。イチゴの好適な土壌pHは6.0~6.5であるため、土壌の酸度にも注意しましょう。イチゴの根元のクラウン(成長点)を深く埋めないように気をつけましょう。

適度な肥料を与える

イチゴは多くの肥料を必要としません。肥料は適切な量を与えることが重要なので、過剰な施肥は避けましょう。

3.イチゴと相性の良いコンパニオンプランツと効果

イチゴと相性の良いコンパニオンプランツとして、ニンニク、ネギ(長ネギ・葉ネギ)、マリーゴールド、ペチュニア、ボリジなどがあります。

これらのコンパニオンプランツは、イチゴと一緒に栽培することで、お互いの成長を助け、健康な作物を育てるのに役立ちます。

①イチゴのコンパニオンプランツ:ニンニク

ニンニク

ニンニクの原産地は中央アジアで、ユリ科ネギ属に分類されます。
秋植え栽培が可能で、栽培は簡単に行えます。

ニンニクの植え付け時期は、9月~10月です。
秋にイチゴを植える場合、ニンニクを一緒に植えて越冬させることが可能です。

ニンニクをコンパニオンプランツとして植える効果

イチゴと相性の良いニンニクは、イチゴの病気を防いでくれる効果があります。
ニンニクの根に共生する微生物が土壌を消毒してくれるため、有害なイチゴの病気やセンチュウ類の繁殖を抑え、イチゴの生育がよくなります。
さらに、ニンニクの特有の香りはアブラムシを寄せつけず、イチゴを保護します。イチゴの開花を早め、収穫期間を延ばす役割も果たすため、収穫量が増加します。

ニンニクをコンパニオンプランツとして植える方法

・イチゴ苗からニンニクの苗を20㎝ほど離して、混植します。
・イチゴの苗の隣に、ニンニクの苗を混植します。

②イチゴのコンパニオンプランツ:ネギ(長ネギ・葉ネギ)

ネギ

長ネギの原産地は中国西部・中央アジアで、ヒガンバナ科ネギ属に分類されます。葉ネギの原産地はアジア東部で、ユリ科ネギ属に分類されます。
春植えや、秋植え栽培が可能で、栽培は簡単に行えます。
イチゴを春植えする場合は、ネギ類はおすすめです。

ネギをコンパニオンプランツとして植える効果

イチゴと相性の良いネギは、イチゴの病気を防ぐ効果があります。
ネギの根に共生する微生物が土壌を消毒してくれるため、有害なセンチュウ類の繁殖を抑え、イチゴの生育がよくなります。

ネギをコンパニオンプランツとして植える方法

・イチゴ苗からネギの苗を15㎝ほど離して混植します。
・イチゴの畝の隣に、ネギの畝をつくり、混植します。

③イチゴのコンパニオンプランツ:マリーゴールド

マリーゴールド

マリーゴールドは、オレンジや黄色い花が咲く美しい花で、イチゴとの相性が抜群です。

コンパニオンプランツのマリーゴールドの効果

イチゴと相性の良いマリーゴールドには、花を好んでミツバチが集まってきます。
そのため、ミツバチによるイチゴの受粉が促進され、イチゴの収穫量をアップする効果があります。

さらに、マリーゴールドは土壌から余分な養分を吸収し、菌根菌と共生してリン酸を供給するため、イチゴの実付きを向上させます。
同時に、うどん粉病からイチゴを保護する効果もあります。

コンパニオンプランツのマリーゴールドの植え方

イチゴの畝の隣に、マリーゴールドの畝をつくり、混植します。

④イチゴのコンパニオンプランツ:ペチュニア

ペチュニア

ペチュニアは、イチゴと相性が良いコンパニオンプランツとして有名な花で、カラフルな花が咲きます。

コンパニオンプランツのペチュニアの効果

イチゴと相性の良いペチュニアには、花を好んでミツバチが集まってきます。
そのため、ミツバチによるイチゴの受粉が促進され、イチゴの収穫量をアップする効果があります。

コンパニオンプランツのペチュニアの植え方

9月~10月に種まきをし、4月になったら、イチゴ畝に植え付けます。
イチゴ苗からペチュニアの苗を20㎝ほど離して混植します。

⑤イチゴのコンパニオンプランツ:ボリジ

ボリジの花

ボリジは、イチゴと相性が良いコンパニオンプランツとして有名な花で、青い花が咲きます。

コンパニオンプランツのボリジの効果

イチゴと相性の良いボリジには、花を好んでミツバチが集まってきます。
そのため、ミツバチによるイチゴの受粉が促進され、イチゴの収穫量をアップする効果があります。

さらに、ボリジは高さが50㎝~1mほどに育つため、その背が高い姿が日差しを適度に遮り、高温に弱いイチゴを保護します。
ボリジは水分を効果的に吸収し、イチゴが水っぽくなるのを防ぎ、甘みが増し、イチゴの食味が向上します。

コンパニオンプランツのボリジの植え方

イチゴの畝の隣に、ボリジの畝をつくり、混植します。

4.イチゴのコンパニオンプランツまとめ

イチゴの栽培において、コンパニオンプランツを活用することは、美味しい実を収穫しやすくし、害虫や病気からイチゴを保護する効果的な方法です。

ニンニク、ネギ(長ネギ・葉ネギ)、マリーゴールド、ペチュニア、ボリジなどのコンパニオンプランツを賢く組み合わせ、適切に配置することで、イチゴの収穫を増やし、健康なイチゴを育てる手助けとして活用できます。

ぜひ、コンパニオンプランツを使って、イチゴ栽培の楽しみと美味しさを最大限に引き出してみましょう。

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