1.ミニトマトの収穫について
ミニトマトの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、ミニトマトの収穫タイミングはいつが良いのか、収穫する時間帯はいつが良いのか、どのように収穫すればよいのか、疑問に思われている方も多いので、今回はミニトマトの収穫について見ていきたいと思います。
■分類:ナス科トマト属
■原産地:南米ペルー
■ミニトマトの旬:7~10月
■栽培時期:春まき
春の種まき:3~4月、植え付け:5~6月、収穫時期:7~10月
2.ミニトマトの収穫時期
ミニトマトは、3~4月に種まきをし、5~6月に植え付けをして、7~10月に収穫時期を迎えます。
ミニトマトは、花が咲いた後、40日~60日後に真っ赤な実を付けますので、その頃がミニトマトの収穫時期となります。
8月~9月に苗を植える秋どりミニトマトの場合だと、苗を植えてから大体50日位でミニトマトの収穫を開始することができます。
ミニトマトがいつまで収穫できるかですが、植え付けが夏秋の遅めのミニトマトだと、11月ごろまで収穫をすることができます。
収穫したミニトマトは、採れたてを氷水に入れて、冷やしミニトマトとして食べると最高に美味しいです。
まずはなんといっても生でフレッシュなミニトマトを味わいたいですね。
3.ミニトマトの収穫タイミング
ミニトマトの収穫タイミングは、実の大きさや色、ガクを見ることで判断できます。
ミニトマトは小さい実がなって、その後大きく成長し、実の色は緑から黄色みがかって、だんだん赤くなって色づいていきます。
実が小さくて、青いミニトマトはまだ成長過程であり、収穫タイミングではありませんので収穫しないように注意しましょう。
実も皮も硬くて、味も美味しくはない状態です。
実が大きく育っていれば、まだ青いミニトマトでも収穫後に追熟して赤くすることも可能です。
ヘタ部分まで赤くなったものは美味しく熟しており、甘味も強くなっていますので、絶好の収穫タイミングです。どんどん収穫していきましょう。
また、ミニトマトのガクの部分が反り返ってきますので、ガクを見ても判断できます。
ガクが反り返ったら収穫タイミングですので、収穫していきましょう。
4.ミニトマトを収穫する時間帯
ミニトマトを収穫する時間帯は何時ごろに行っていますか?
朝ですか?それとも太陽の出ているお昼の時間でしょうか?それとも涼しくなった夕方ですか?
特にミニトマトを収穫する時間を意識していない方も多いですが、ミニトマトを収穫するのに良い時間帯は朝です。
昼間は光合成を行い、夜間に養分を実に蓄えていくので、朝に収穫したミニトマトが一番美味しいです。
ぜひ、朝のすがすがしい時間にミニトマトを収穫してみてください。
5.ミニトマトの収穫方法
ミニトマトの収穫方法は、手で1つづつ収穫する方法と、ハサミで1つづつ収穫する方法、房ごと収穫する方法があります。
手でミニトマトを収穫する方法
収穫時に入ったミニトマトは、ガクと枝についた部分を指で折ると簡単に実が外せます。
収穫するミニトマトの数があまり多くない場合は、手で収穫していくと簡単です。
ミニトマトをたくさん収穫する場合は、園芸ばさみなどを使って収穫すると効率が良いです。
また、完熟よりも早いタイミングで収穫する場合もハサミを使って収穫したほうが無理なく収穫できます。
ミニトマトは、花が咲いた後、40日~60日後に熟して赤くなってきますが、まだ少し青さが残っているミニトマトを収穫して追熟することも可能です。
ポリ袋でミニトマトの実を包んだり、日の当たる窓辺などに青ミニトマトを置いておくことで追熟できます。
ハサミでミニトマトを収穫する方法
ミニトマトをハサミで収穫する時は、他のミニトマトや枝葉などを傷つけてしまわないように二度切りを行います。
ヘタと房本体をつないでいる軸を長めに残して、1回目のハサミを入れます。
房本体から切り離した後、長めに残った軸を、付け根ギリギリのところでキレイに切り取ります。
房ごと収穫する方法
スーパーなどで、房にたくさんミニトマトが実った状態で売られている房どりミニトマトを見たことはありませんか?
ミニトマトは房どりができる品種があります。
実の生育が揃いやすいものは房どりが可能です。
ミニトマトの房どりは、ハサミを使って房の付け根から切って収穫していきます。
6.ミニトマトの収穫で気をつけること
ミニトマトは、赤く色づき熟れてくると、鳥に狙われやすくなります。
ミニトマトが鳥に食べられてしまうと、収穫できなくなるだけでなく、食べられた個所から腐って来たりカビが生えて来たりすることがありますので注意しましょう。
美味しいミニトマトは人間だけでなく動物も食べますので、鳥などに食べられてしまう前に収穫しましょう。
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