アズキ(小豆)の灰色かび病対策!予防・治療に効く農薬

病害虫対策

園芸店・ホームセンター・インターネットなどで買える農薬をご紹介します。

アズキの灰色かび病に使用できる農薬には、「日曹ゲッター水和剤」、「日曹ファンタジスタ顆粒水和剤」、「石原フロンサイドSC」などがあります。

商品を購入される場合には、商品名、使用時期、使用方法、使用量、使用回数などを確認のうえ選ぶようにします。

日曹ゲッター水和剤

日曹ゲッター水和剤をアズキの灰色かび病対策に使用する場合は、1000~1500倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫14日前までに4回以内であれば可能です。

日曹ゲッター水和剤は、灰色かび病の耐性菌と感受性菌を同時に防除できるだけでなく、予防効果・治療効果に優れた特性を持ちます。また、人畜や有用昆虫への影響が少なく、作物にも薬害を与えにくい特徴があります。

日曹ファンタジスタ顆粒水和剤

日曹ファンタジスタ顆粒水和剤をアズキの灰色かび病対策に使用する場合は、2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫7日前までに3回以内であれば可能です。

日曹ファンタジスタ顆粒水和剤は、新規有効成分ピリベンカルブを含み、薬剤耐性菌にも効果を示します。予防効果に加えて病斑進展を阻止し、作物への汚れや薬害のリスクも低い特徴を持ちます。

石原フロンサイドSC

石原フロンサイドSCをアズキの灰色かび病対策に使用する場合は、1000~2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫21日前までに3回以内であれば可能です。

石原フロンサイドSCは、広範囲の病害に優れた効果を持つ農薬です。根こぶ病や軟腐病にも優れた効果を示します。
また、白紋羽病や紫紋羽病にも高い効果と残効性があり、耐性菌にも効果があります。残効性と耐雨性にも優れ、高い予防効果を発揮します。

日曹フロンサイドSC

日曹フロンサイドSCをアズキの灰色かび病対策に使用する場合は、1000~2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫21日前までに3回以内であれば可能です。

日曹フロンサイドSCは、抗菌スペクトルが広い殺菌剤です。低濃度でも植物病原菌の感染過程を強力に阻害し、高い予防効果を持ちます。また、薬剤耐性菌にも効果的です。

日曹カンタスドライフロアブル

日曹カンタスドライフロアブルをアズキの灰色かび病対策に使用する場合は、1000~1500倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用回数は、収穫7日前までに3回以内であれば可能です。

日曹カンタスドライフロアブルは、灰色かび病や菌核病に対して効果的な殺菌剤で、耐性を持つ菌にも有効です。
また、残効性や耐雨性にも優れており、胞子発芽を阻害するため、発病前から初期に予防的に散布することが効果的です。

農薬保管庫(鍵付き)

アズキの農薬は、農薬保管庫を使うことで安心して保管することができます。
農薬を安全かつ適切に保管するためには、キズやサビに強く、鍵のかかる農薬保管庫を利用することが望ましいです。
家庭菜園であれば、小型や中型サイズの農薬保管庫が人気です。

※薬剤使用の留意点
本記事の商品情報などは、2023年5月時点のものです。
薬剤の適用内容については変更されることがありますので、最新の薬剤情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。

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