園芸店・ホームセンター・インターネットなどで買える農薬をご紹介します。
マンゴーのハダニに使用できる農薬には、「ダニ太郎」、「カネマイトフロアブル」、「ハーベストオイル」などがあります。
商品を購入される場合には、商品名、使用時期、使用方法、使用量、使用回数などを確認のうえ選ぶようにします。
ダニ太郎
ダニ太郎をマンゴーのハダニ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は200～700㍑/10aです。使用回数は、収穫7日前までに1回であれば可能です。
ダニ太郎は、野菜、果樹、バラのダニ退治に効果的な殺虫剤です。ハダニやサビダニを効果的に駆除し、ハダニの卵、幼虫、成虫の各生育段階に作用し、効果が持続します。
また、有用昆虫であるミツバチやマメコバチにはほとんど影響せず、カブリダニやハネカクシなどの天敵にも影響を与えません。
カネマイトフロアブル
カネマイトフロアブルをマンゴーのハダニ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は200～700㍑/10aです。使用回数は、収穫7日前までに1回であれば可能です。
カネマイトフロアブルは、各種ハダニ類に高い効果を持ち、抵抗性を持つハダニにも優れた効果があります。成幼虫には特に速効性を示し、温度による効果の差も少ないため、時期を問わず使用できます。
また、有用昆虫や天敵に影響が少ない薬剤です。
ハーベストオイル
ハーベストオイルをマンゴーのハダニ対策に使用する場合は、100倍に希釈して使用します。散布液量は200～700㍑/10aです。使用回数に制限はなく、収穫後～萌芽前に必要に応じて散布してください。
ハーベストオイルは、かんきつ類、落葉果樹、茶のハダニ類やカイガラムシ類の防除ができる殺虫剤です。
生育期における散布時の急性的薬害の心配はほとんどありません。
マイトコーネフロアブル
マイトコーネフロアブルをマンゴーのハダニ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は200～700㍑/10aです。使用回数は、収穫7日前までに1回であれば可能です。
マイトコーネフロアブルは、各種ハダニに優れた効果を持ち、広範な適用作物に使用できる殺ダニ剤です。
各種ハダニ類の成虫・幼虫に効果が高く、卵にも有効です。
農薬保管庫（鍵付き）
マンゴーの農薬は、農薬保管庫を使うことで安心して保管することができます。
農薬を安全かつ適切に保管するためには、キズやサビに強く、鍵のかかる農薬保管庫を利用することが望ましいです。
家庭菜園であれば、小型や中型サイズの農薬保管庫が人気です。
※薬剤使用の留意点
本記事の商品情報などは、2023年5月時点のものです。
薬剤の適用内容については変更されることがありますので、最新の薬剤情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。
「マンゴーのハダニ対策！害虫駆除に効く農薬」を読んだあなたにおすすめの記事：
