1.のらぼう菜の後作に植えたほうが良い野菜
のらぼう菜の後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
のらぼう菜の後作に良い野菜はいくつかありますので、
のらぼう菜の後作について順番にみていきましょう!
のらぼう菜の収穫時期は、だいたい3月~5月頃なので、春から夏にかけて植えていけるのらぼう菜と相性の良い野菜を見ていきましょう。
のらぼう菜の次に後作した方が良い野菜には、
インゲン、葉ネギなどの作物があります。
のらぼう菜はアブラナ科の野菜なので、この科以外の野菜を後作にチョイスしておけば問題はありません。
家庭菜園初心者であれば比較的植え付けから収穫までが簡単なインゲンやネギ類がおすすめです。
インゲンの春の種まきは4月~5月です。のらぼう菜の後作に、ちょうど良い時期なのでおすすめです。
ネギでおすすめなのは、葉ネギになります。ユリ科に属しており、青ネギ、万能ネギとも言われ、青い葉の部分を楽しむ香味野菜です。
1年を通して栽培を楽しむこともできます。
2.後作した方が良い理由
のらぼう菜の次にインゲンや葉ネギを後作した方が良い理由としては、連作障害を防止するためです。
のらぼう菜などのアブラナ科は、連作障害があらわれやすいので後作に注意する必要があります。
のらぼう菜を栽培した後はできるだけ土壌の改良、消毒を徹底していくようにしましょう。
土壌の改良には市販されている肥料を活用すれば、簡単に土壌改良を行うことができます。
土壌の消毒に関しては専用の薬剤を用いることもありますが、土壌にビニールを張って熱によって細菌を死滅させるという方法もあります。
どちらの場合も、のらぼう菜の栽培後には実施しておくのが良いでしょう。
こうした土壌改良をしたのちに、次の野菜栽培にチャレンジするようにすれば、家庭菜園での収穫量もあがってきますし、より野菜作りを楽しむことができます。
3.のらぼう菜の後作に植えないほうが良い野菜
のらぼう菜は連作に弱い傾向にあるため、栽培の際にはその土壌作りに注意していかなければいけません。
連作とは、同じ畑やプランターで、同じ野菜栽培することで、野菜の種類によっては土壌に養分の偏りが出てしまったり、害虫や細菌の影響を受けやすくなったりすることもあります。
のらぼう菜が分類されるアブラナ科は連作することで根こぶ病という病気を引き起こしやすくなるので、一度のらぼう菜を栽培した土壌では同じアブラナ科の作物栽培も避けるのが無難です。
具体的にのらぼう菜の次に後作しない方が良いものには、同じくアブラナ科のキャベツ、カブ、コマツナ、ダイコン、ナバナ、ハクサイ、ブロッコリー、ミズナ、タカナなどが挙げられます。
これら以外にも後作の相性が悪い作物はあるので、その都度確認していくのがベストになっていきます。
4.後作しない方が良い理由
後作しない方が良い理由としては、連作による土壌状況の偏り、害虫や病原菌による被害を防ぐためです。
さらに、アブラナ科ののらぼう菜は連作による被害を受けやすい傾向にあるため、後作の野菜選択を間違えるとその収穫量が極端に少なくなってしまうなどのトラブルも発生していきます。
家庭菜園で効率良く野菜を収穫して土壌をできるだけ有効活用していくためにも、こうした後作に適した野菜を知っていくことが大切になってきます。
のらぼう菜を栽培する際にはまず、のらぼう菜の栽培方法や収穫の方法の他、後作しない方が良い野菜についてもしっかり覚えておくようにしましょう。
たったこれだけのことでも土壌環境の悪化を防ぐことができますし、家庭菜園について初心者にありがちな間違いを未然に防いでいくことも可能です。
のらぼう菜の後作には、後作に良いインゲン、葉ネギなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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