園芸店・ホームセンター・インターネットなどで買える農薬をご紹介します。
コマツナのアブラムシに使用できる農薬には、「家庭園芸用GFオルトラン粒剤」「ベニカベジフルスプレー」「ダントツ水溶剤」などがあります。
商品を購入される場合には、商品名、使用時期、使用方法、使用量、散布間隔などを確認のうえ選ぶようにします。
家庭園芸用GFオルトラン粒剤
家庭園芸用GFオルトラン粒剤をコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、6g/㎡を播溝土壌混和して使用します。使用頻度は、は種前に1回であれば可能です。
家庭園芸用GFオルトラン粒剤は、吸汁性害虫(アブラムシなど)および食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシなど)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
散粒容器入りで、ばらまくだけで手軽に使用できます。効果が持続し、広範囲の園芸害虫の防除に適しています。
ベニカベジフルスプレー
ベニカベジフルスプレーをコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、原液で使用します。使用頻度は、収穫3日前までに3回以内であれば可能です。
ベニカベジフルスプレーは、幅広い種類の害虫に対して速効性と持続性があり、アブラムシに対しては約1カ月の効果が持続します。
また、成分が葉裏まで浸透するため、葉の中や葉裏に生息する害虫も退治することができます。
ダントツ水溶剤
ダントツ水溶剤をコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、2000~4000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫3日前までに3回以内であれば可能です。
ダントツ水溶剤は浸透移行性に優れ、各種害虫に高い防除効果を発揮します。
ベニカ水溶剤
ベニカ水溶剤をコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、2000~4000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300mL/㎡です。使用頻度は、収穫3日前までに3回以内であれば可能です。
ベニカ水溶剤は、有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内にゆきわたり、殺虫効果が持続するすぐれた浸透移行性殺虫剤です。アブラムシの場合、およそ1か月間にわたって持続します。
有効成分は葉の表から裏に移行するため、葉裏にいる害虫も効果的に退治します。
オルトラン粒剤
オルトラン粒剤をコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、6kg/10aを播溝土壌混和して使用します。使用頻度は、は種前に1回であれば可能です。
オルトラン粒剤は、吸汁性害虫(アブラムシ等)及び食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシ等)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
ばらまくだけで広範囲の害虫に効果が持続します。
ダントツ粒剤
ダントツ粒剤をコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、6kg/10aを播溝処理土壌混和して使用します。は種時に1回であれば可能です。
ダントツ粒剤は、広範囲の害虫に高い効果を発揮する浸透移行性のある農薬です。
アブラムシ、コナジラミ、アザミウマなどの吸汁性害虫だけでなく、マメハモグリバエなどの難防除害虫にも効果的で、定植時の植穴処理や生育期の株元処理に使用すると、効果が長期間持続します。
パイベニカVスプレー
パイベニカVスプレーをコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、原液で使用します。使用頻度は、収穫7日前までに2回以内であれば可能です。
パイベニカVスプレーは、植物由来の天然成分100%の殺虫スプレー剤です。
葉をかじる虫に速効性があり、ジェット散布で庭木に付くケムシなども効果的に退治できます。
また、アブラムシ、ハダニ、コナジラミなどの群がる虫にも効果的です。
アクタラ顆粒水溶剤
アクタラ顆粒水溶剤をコマツナのアブラムシ対策に使用する場合は、2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫3日前までに2回以内であれば可能です。
アクタラ顆粒水溶剤は、優れた浸透移行性により、作物の隅々まで行き渡る予防効果で、隠れた害虫も逃さない殺虫剤です。
アブラムシには安定した効果と長い残効性があり、コナジラミ、ショウジョウバエ、カメムシ類など幅広い害虫を防除することができます。
農薬保管庫(鍵付き)
コマツナの農薬は、農薬保管庫を使うことで安心して保管することができます。
農薬を安全かつ適切に保管するためには、キズやサビに強く、鍵のかかる農薬保管庫を利用することが望ましいです。
家庭菜園であれば、小型や中型サイズの農薬保管庫が人気です。
※薬剤使用の留意点
本記事の商品情報などは、2023年5月時点のものです。
薬剤の適用内容については変更されることがありますので、最新の薬剤情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。
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