オクラのアブラムシ対策!害虫駆除に効く農薬

害虫駆除

園芸店・ホームセンター・インターネットなどで買える農薬をご紹介します。

オクラのアブラムシに使用できる農薬には、「家庭園芸用GFオルトラン粒剤」「家庭園芸用GFオルトラン水和剤」「ベニカベジフルスプレー」などがあります。

商品を購入される場合には、商品名、使用時期、使用方法、使用量、散布間隔などを確認のうえ選ぶようにします。

家庭園芸用GFオルトラン粒剤

家庭園芸用GFオルトラン粒剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、6g/㎡(1株当り2g)を株元散布して使用します。使用頻度は、収穫開始14日前までに1回であれば可能です。

家庭園芸用GFオルトラン粒剤は、吸汁性害虫(アブラムシなど)および食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシなど)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
散粒容器入りで、ばらまくだけで手軽に使用できます。効果が持続し、広範囲の園芸害虫の防除に適しています。

家庭園芸用GFオルトラン水和剤

家庭園芸用GFオルトラン水和剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300mL/㎡です。使用頻度は、収穫開始7日前までに1回であれば可能です。

家庭園芸用GFオルトラン水和剤は、広範囲の害虫に効果が持続する優れた浸透移行性殺虫剤です。
植物体内に吸収されるため、葉や茎から隅々まで行きわたり、目につく害虫の退治はもちろんのこと、薬剤散布後に発生したり飛来した害虫にも優れた効果を現します。
アブラムシ、カイガラムシ、アオムシ、ハマキムシなど、様々な害虫に対して優れた防除効果を発揮します。

ベニカベジフルスプレー

ベニカベジフルスプレーをオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、原液で使用します。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

ベニカベジフルスプレーは、幅広い種類の害虫に対して速効性と持続性があり、アブラムシに対しては約1カ月の効果が持続します。
また、成分が葉裏まで浸透するため、葉の中や葉裏に生息する害虫も退治することができます。

ダントツ水溶剤

ダントツ水溶剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、2000~4000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

ダントツ水溶剤は浸透移行性に優れ、各種害虫に高い防除効果を発揮します。

ベニカ水溶剤

ベニカ水溶剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、2000~4000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300mL/㎡です。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

ベニカ水溶剤は、有効成分が葉や茎から吸収されて植物体内にゆきわたり、殺虫効果が持続するすぐれた浸透移行性殺虫剤です。アブラムシの場合、およそ1か月間にわたって持続します。
有効成分は葉の表から裏に移行するため、葉裏にいる害虫も効果的に退治します。

トレボン乳剤

トレボン乳剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

トレボン乳剤は、カメムシ目、コウチュウ目など、チョウ目幼虫、コナジラミ、アブラムシなどの様々な害虫に効果があります。

モスピラン顆粒水溶剤

モスピラン顆粒水溶剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、4000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

モスピラン顆粒水溶剤は、ネオニコチノイド系の殺虫剤で、優れた浸透移行性により、巻葉性のアブラムシに有効です。
また、ミツバチやマルチハナバチなどの有用昆虫への影響が少ない点も特徴です。

アルバリン顆粒水溶剤

アルバリン顆粒水溶剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫前日までに2回以内であれば可能です。

アルバリン顆粒水溶剤は、アブラムシ類、カメムシ類、コナジラミ類、コナカイガラムシ類、ハモグリガなど、広範囲の害虫に優れた効果を発揮する殺虫剤です。
また、高い浸透移行性があり、速効性と残効性にも優れています。

オルトラン粒剤

オルトラン粒剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、6kg/10a(2g/株)を株元散布して使用します。使用頻度は、収穫開始14日前までに1回であれば可能です。

オルトラン粒剤は、吸汁性害虫(アブラムシ等)及び食害性害虫(ヨトウムシ、アオムシ等)に効果のある浸透移行性殺虫剤です。
ばらまくだけで広範囲の害虫に効果が持続します。

ベニカベジフル乳剤

ベニカベジフル乳剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、300倍に希釈して使用します。散布液量は100~300m㍑/㎡です。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

ベニカベジフル乳剤は、野菜、果樹、草花、庭木などの害虫を退治するのに効果的で、速効性と持続性があります。

アディオン乳剤

アディオン乳剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、2000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫前日までに3回以内であれば可能です。

アディオン乳剤は、広範囲の害虫に効果的で、従来の殺虫剤に対して感受性が低下したアブラムシ類にも高い効果があります。

オルトラン水和剤

オルトラン水和剤をオクラのアブラムシ対策に使用する場合は、1000倍に希釈して使用します。散布液量は100~300㍑/10aです。使用頻度は、収穫開始7日前までに1回であれば可能です。

オルトラン水和剤は、広範囲の害虫に効果がある有機リン系殺虫剤です。
この殺虫剤は、作物の茎や葉から吸収されるため、浸透作用が大きく、効果が安定しています。

農薬保管庫(鍵付き)

オクラの農薬は、農薬保管庫を使うことで安心して保管することができます。
農薬を安全かつ適切に保管するためには、キズやサビに強く、鍵のかかる農薬保管庫を利用することが望ましいです。
家庭菜園であれば、小型や中型サイズの農薬保管庫が人気です。

※薬剤使用の留意点
本記事の商品情報などは、2023年5月時点のものです。
薬剤の適用内容については変更されることがありますので、最新の薬剤情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。

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