1.ブロワーの種類と特徴
ブロワーは、風によって洗車後に水を飛ばしたり、落ち葉やごみを吹き飛ばしたり、火をおこす際にも使えるとても便利な機械です。
ブロワーは主に以下の用途で使うと便利です。
水滴を飛ばす:洗車後の水の吹き飛ばしに重宝してくれます。
火おこし:BBQの火起こしなどに利用できます。
枯葉を飛ばす/集める:畑や庭、公園などで散らばっている落ち葉の処理に向いています。
ごみを飛ばす/吸い込む:木くずの吹き飛ばしに利用でき、機械や作業場等での吹き飛ばしや清掃にも役立ちます。
吸い込み機能は、ほこりや木粉の吸い込みに役立ち、車のシートのごみや、作業場のごみ掃除など様々な場面で使うことができます。
ブロワーは小型のタイプや、立って使えるノズルの長いものなど様々なタイプのものがあります。
また、ブロワーといっても様々な種類や特徴があり、基本的な構造は似ているものの、モーターとエンジンタイプに分けることができます。
この中でもモーターを例にすると、電源コードを繋いで利用するタイプと充電式でコードレスとして使えるものに分類できます。
本体の形状に関する基本的な構造の違いもあります。埃など室内で利用するタイプのブロワーはコンパクト設計でハンディタイプとして利用できるものがメインです。
同じハンディタイプでも屋外利用の比較的大きな形状のものでは、肩掛け式で利用できるタイプも多い傾向にあります。
目的が送風機になるものの、一般的に知られているサーキュレーターとは異なり、スポットを当てて送風するという構造になるので、風力は圧倒的なパワーが備わっていることも基本です。
先端のノズル部分は細目に仕上がっていて、掃除機で例えた場合では狭い箇所に利用する専用のパーツに似ている形状です。
高機能なモデルの場合は風量調整を行えるものも多く販売されているので、用途に合わせて購入するモデルを決めることが大切です。
ブロワーは、送風とは逆のバキュームタイプとして販売されているブロワーもあるので、購入する際にはしっかりと機能を確認しましょう。
2.ブロワーの選び方
では、実際にどんなブロワーを選べばいのでしょうか?
ここでは、ブロワーを選ぶときのポイントを解説します。
手持ち式ブロワーと背負式ブロワーがあるので、まずはどちらにするか選びましょう。
手持ち式ブロワー
小さくて重量も軽めに作られているものが多く、小回りが利くので、狭い場所や他の作業をしながら使うときに便利です。
持ち運びも楽で、ガレージや、玄関、お庭、畑などに使え、吸引・集塵機能付きのブロワーもあるため、活躍の場もとても広いです。
家庭用には手持ち式ブロワーがおすすめです。
背負式ブロワー
ブロワーを背負い、立った状態でノズルを手で持って使うタイプのブロワーです。パワーが強力なため、公園や道路、畑の落ち葉を処理したり、業務用途での使われることが多いです。
広いスペースを効率的に作業をすることができるのでとても便利です。
また、ブロワーを選ぶ際に重要視したいのが以下の機能になります。
ブロワ風量:ブロワーが1分当たりに移動させることができる空気の量です。風量の高いものがおすすめです。
ブロワ風圧:空気の圧力です。ある程度重みのあるものを吹き飛ばす際には風圧の高いものがおすすめです。
バッテリー電圧:バッテリーの電圧が高いほど大きい力を出すことができます。
電源:電源供給のタイプです。コードから電源を取るか、コードレスでバッテリーから電源供給するか。
ブロワー重量:ブロワーの重さです。長時間の作業であれば、軽いものがおすすめです。
風量調節:風量の調整ができる機種があります。風量を小さくするとバッテリーの持ちはよくなります。
これらを踏まえたうえで、利用場所と用途も決めて選びましょう!
家庭用:
洗車後に水を飛ばしたり、お庭や畑の落ち葉やごみを吹き飛ばしたり、玄関や窓のサッシなどを掃除したりすることが多いため、
ある程度のパワーがあり、小回りが利いて、バッテリーで稼働し風量調節ができる充電式ブロワーがおすすめです。
作業場用:
機材に付いた木屑や、服のごみを飛ばしたり、固定の場所で何回も利用することが多いため
ある程度のパワーがあり繰り返し使う際に便利な、コード式ブロワーがおすすめです。
野外の広い場所:
広い場所の作業は時間がかかるため、パワーがあり長時間稼働してくれるエンジンブロワーがおすすめです。
ブロワーのパワーが強力なため、上記のブロワーよりも作業効率が上がります。
3.ブロワーの安全な使い方
ブロワーは電動工具類の中でも比較的安全に使うことはできます。
送風することを目的にしているので、何かを切断したり穴を開けるような機能はありません。
安全対策で考えた際には、送風する際に風が当たる付近の物品などを壊してしまうことが無いように十分に配慮するだけです。
メンテナンスは各パーツの埃除去、エンジン式では汚れ落としで、モデルによってはオイル差しで済ませられます。
使い方はスイッチボタンを操作するだけなので、目標物を定めてから電源を入れるだけで安全性を維持できます。
4.ブロワーおすすめ5選!
ここでは実際にブロワーを購入したユーザーの口コミを参考に、おすすめのブロワーを厳選して紹介します。
人気の高いブロワーの機種とメーカーを紹介していますので、ブロワー選びの参考にしてくみてださい。
リョービ(RYOBI) | ブロワバキューム RESV-1000 697200A
●このブロアバキュームは送風機能で落ち葉をほうきのように集めることもできるし、集まったらその場で吸引粉砕して袋にためることもできます。特に吸引機能はからっ風の吹く季節にせっかく集めた落ち葉が吹き散らされてまた集めなければならないイライラから解放されて掃除が楽しくなりました。
参考:Amazonのレビュー抜粋
マキタ(Makita) | マキタ 充電式ブロワ 本体付属バッテリ1個搭載モデル 18V UB182DRF コードレス
●服に付いた埃の吹き飛ばしや、車の掃除にも使えます。
●家の前の道路の落ち葉の掃除にも、箒などよりも楽に作業が進みます。
●大掃除で家中の網戸を外して高圧洗浄機で洗い、ブロワで吹き飛ばすと時間短縮の上きれいになります。
●おもに火を起こす時や、コンクリートを切る時などほこりを吹き飛ばしながら利用するのに大変便利です。
参考:Amazonのレビュー抜粋
マキタ(Makita) | 充電式ブロワ (本体のみ) 18V UB182DZ
●服に付いた埃の吹き飛ばしや、車の掃除にも使えます。
●家の前の道路の落ち葉の掃除にも、箒などよりも楽に作業が進みます。
●大掃除で家中の網戸を外して高圧洗浄機で洗い、ブロワで吹き飛ばすと時間短縮の上きれいになります。
●おもに火を起こす時や、コンクリートを切る時などほこりを吹き飛ばしながら利用するのに大変便利です。
参考:Amazonのレビュー抜粋
HiKOKI(旧日立工機) | 14.4V コードレスブロワー 充電式 風量調整可 RB14DSL(NN) 本体のみ
●洗車後の拭き取りがほとんどしなくて良いくらいです。
●風力も強く充分な仕事をしてくれます。
細かい所にも風が行き届くので重宝しています。充電も1日作業するには間に合うくらい持ちます。
●車内のゴミを飛ばしたり炭をおこすのに使っています。風量は十分だと思います。
参考:Amazonのレビュー抜粋
E-Value ハンディブロワー ダイヤル式風量調節機能付 EBL-500V コード式ブロワー
●庭の落ち葉を集めるのが大変だったので購入しました。
この値段でこの威力!最高です!必要十分の働きをしてくれます。
●精密機器のホコリ飛ばしやら玄関の軽い掃除までこれ一つ。
参考:Amazonのレビュー抜粋
5.ブロワーまとめ
■ブロワー選びに失敗しないために
ブロワーはサイズ・重量から決める方法以外でも、参考価格で絞り込むこと、メーカーで絞り込むこと、特徴で絞り込むことで失敗しない買い物を済ませられます。
小パワーで十分な環境で、尚且つ範囲が狭いスペースで利用する際には、充電式やコード式が該当します。
このクラスのモデルは1万円程度から2万円弱で販売されていることが多いので、負担に感じることもありません。
ハイパワーで選ぶ際には、大容量のバッテリー式の他、エンジン式を購入することが必要です。
特に屋外利用では各メーカーがストロークの違いを掲げているので、その数値をチェックして最適なエンジンを搭載しているものを選ぶことも必要です。
品名はハンディブロワー、充電式ブロワー、コードレスブロワー、エンジンブロワーという括りになるので、選び方では品名を見ると判断しやすい傾向にあります。
低価格路線では風量は一定ですが、その上のランクでは送風レベルを調整可能なものがあるので、工場や屋外で利用する際にブロワーを選ぶには、送風量の調整を行えるモデルもおすすめです。
トリガー式とボタン式もあるので、使いやすさで考えた際には微調整が必要であればトリガー、そうでなければボタン式もおすすめです。
■用途
・葉っぱを飛ばしたり、集めたりする
・ごみを飛ばす
・水を飛ばす
などの目的で購入される方が多いようです。
■価格帯
1万円~2万円の価格帝のブロワーが人気。
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