ブドウのアザミウマ対策!害虫駆除に効く農薬

害虫駆除

園芸店・ホームセンター・インターネットなどで買える農薬をご紹介します。

ブドウのアザミウマに使用できる農薬には、「モスピラン顆粒水溶剤」、「ベストガード水溶剤」、「モベントフロアブル」などがあります。

商品を購入される場合には、商品名、使用時期、使用方法、使用量、散布間隔などを確認のうえ選ぶようにします。

モスピラン顆粒水溶剤

モスピラン顆粒水溶剤をブドウのアザミウマ対策に使用する場合は、2000~4000倍に希釈して使用します。散布液量は200~700㍑/10aです。使用頻度は、収穫14日前までに3回以内であれば可能です。

モスピラン顆粒水溶剤は、ネオニコチノイド系の殺虫剤で、優れた浸透移行性により、巻葉性のアブラムシに有効です。
また、ミツバチやマルチハナバチなどの有用昆虫への影響が少ない点も特徴です。

ベストガード水溶剤

ベストガード水溶剤をブドウのアザミウマ対策に使用する場合は、1000~2000倍に希釈して使用します。散布液量は200~700㍑/10aです。使用頻度は、収穫30日前までに3回以内であれば可能です。

ベストガード水溶剤は、アブラムシ、コナジラミ、アザミウマなどの難防除害虫に対して効果的な農薬です。また、葉裏などに隠れた害虫にも効きます。
水によく溶けるため、作物が汚れにくいという利点があります。計量カップも付属しているので、簡単に計量できます。

モベントフロアブル

モベントフロアブルをブドウのアザミウマ対策に使用する場合は、2000倍に希釈して使用します。散布液量は200~700㍑/10aです。使用頻度は、収穫7日前までに3回以内であれば可能です。

モベントフロアブルは、殺虫・殺ダニ剤で、難防除害虫にも安定した効果があります。
アブラムシ類やタバココナジラミ、ミナミキイロアザミウマなど、感受性の低下した害虫にも高い効果を示し、野菜のアブラムシ類やアザミウマ類、コナジラミ類、ハダニ類、トマトサビダニ、チャノホコリダニなど、幅広い吸汁性害虫に優れた効果があります。

ディアナWDG

ディアナWDGをブドウのアザミウマ対策に使用する場合は、5000~10000倍に希釈して使用します。散布液量は200~700㍑/10aです。使用頻度は、収穫前日までに2回以内であれば可能です。

ディアナWDGはチョウ目害虫に対して防除効果を発揮する殺虫剤です。各生育ステージで高い効果を示し、散布適期が広く使いやすく、収穫前まで使用可能です。特にハマキムシ類には優れた効果があります。

農薬保管庫(鍵付き)

ブドウの農薬は、農薬保管庫を使うことで安心して保管することができます。
農薬を安全かつ適切に保管するためには、キズやサビに強く、鍵のかかる農薬保管庫を利用することが望ましいです。
家庭菜園であれば、小型や中型サイズの農薬保管庫が人気です。

※薬剤使用の留意点
本記事の商品情報などは、2023年5月時点のものです。
薬剤の適用内容については変更されることがありますので、最新の薬剤情報は各メーカーの公式情報をご確認ください。

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