1.トウガンの後作に植えたほうが良い野菜
トウガンの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
トウガンは夏バテ対策にも打ってつけの食材で家庭菜園でも人気の野菜ですが、トウガンを家庭菜園で栽培していく際には注意しなければいけない点もあります。
それが連作障害についてです。
連作障害とは同じ土壌で同一の野菜を続けて栽培した時に生じる障害のことです。
通常であれば、こうした連作障害が出ないように、その作物を育てた土壌では一定期間同一の作物栽培を避ける、別の種類の野菜を栽培するなどの対策がとられます。
トウガンの場合でもそれは同様で、同じ作物だけでなく同じウリ科の野菜は後作には適さないので注意が必要になっていきます。
トウガンの後作に良い野菜はいくつかありますので、
トウガンの後作について順番にみていきましょう!
トウガンの収穫時期は、だいたい7月~9月頃なので、夏から秋にかけて植えていけるトウガンの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
トウガンの次に後作した方が良い野菜には、
トウモロコシ、タマネギ、ホウレンソウなどの作物があります。
これらの作物はトウガンのウリ科と異なった種類の野菜なので、連作障害があらわれることがありません。
トウモロコシは多肥性であり土壌の過剰な養分を吸う習性があるため、畑の土壌を改善するための野菜としても重宝します。
タマネギはビタミンB1・B2や、カルシウム・リンや鉄分などミネラルを多量に含み、栄養価が高い野菜として知られている、家庭菜園でも人気の作物です。
ホウレンソウの種まきは、春と秋の2回です。それぞれの季節と地域にあった品種を選ぶことが重要です。ホウレンソウは、日が長くなるとトウ立ちするので、春はトウ立ちしにくい品種、秋は耐寒性のある品種を選びます。
2.後作した方が良い理由
トウガンの後作に植えたほうが良い理由は連作障害を防いでいくためですが、同時に家庭菜園でいろいろな野菜を収穫していくためでもあります。
本来、連作障害を防ぐためにはある程度土壌を改良して、必要に応じて消毒作業も行っていく必要があります。
トウモロコシであれば、土壌状態を改善する効果も期待することができますし、栽培後の茎や葉はそのまま肥料の一部として活用することが可能です。
手っ取り早く土壌の状態を良くしていきたいという人にもおすすめです。
もちろん、土壌の改良、消毒には市販の肥料や薬剤を用いるのがベストになってきますが、こうした後作に適しているとされる野菜も知っていると良いでしょう。
ホウレンソウであれば植え付けから収穫までの期間も短く、世話の手間が最小限に抑えられています。それこそ、野菜の世話に不慣れな家庭菜園初心者でも抵抗なく栽培することができます。
トウガンを栽培する際にはその後にその土壌で何を育てていくのか、栽培方法や土壌の準備の仕方など基本的な情報にプラスしてチェックしていくことが大切です。
たったこれだけのことでも、土壌の管理がしやすくなりますし、一度耕した土壌をうまく有効活用していくことが可能になっていきます。
3.トウガンの後作に植えないほうが良い野菜
4.後作しない方が良い理由
後作しない方が良い理由としては連作障害を防ぐためですが、具体的には土壌の状態をそれ以上悪化させないためでもあります。
同じ野菜を育て続けた土壌は養分が不足しがちになっていきます。同時に栄養分に偏りが出て自然と細菌も繁殖やすい状態になっていくため、そこで育てた野菜の発育にも影響が出てきます。
せっかく植え付けをした後でも、作物が順調に成長しなければ意味がありません。それこそ、細菌に感染して病気になってしまえばそのシーズンは十分な収穫量も確保できなくなるわけです。
トウガンを栽培する際にも、こうした連作障害についての知識は身に着けておくに越したことはありません。
同じ作物を同じ畑、プランターでは育てない事、そして先に挙げたようなトウガンの後作に相性の悪い野菜も避けるようにする事、この二つの点をしっかり押さえておくべきです。
トウガンの後作には、後作に良いトウモロコシ、タマネギ、ホウレンソウなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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