1.三つ葉の後作に植えたほうが良い野菜
三つ葉の後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
三つ葉の後作に良い野菜はいくつかありますので、
三つ葉の後作について順番にみていきましょう!
三つ葉の収穫時期は、だいたい4月~7月頃なので、春から秋にかけて植えていける三つ葉の後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
三つ葉の次に後作した方が良い野菜には、
長ネギ、葉ネギ、エダマメ、ニンジンなどの作物があります。
長ネギは、白ネギ、根深ネギとも呼ばれており、白い部分が美味しい野菜です。
ネギの白い部分にはビタミンCが多く含まれており、緑の部分にはビタミンC、β-カロテン、カルシウムなどが豊富です。
葉ネギは、科目としてはユリ科に属し、中央アジアが原産地です。青ネギ、万能ネギとも言われ、青い葉の部分を楽しむ香味野菜です。
薬味として人気があり、季節を問わず私たちの身近にある食材だと言えるでしょう。
豆を未成熟の時期に収穫して、野菜として食べるのがエダマメです。
ビタミンAやタンパク質の成分が豊富で、アミノ酸や糖分がバランス良く含まれることがエダマメの特徴です。
ニンジンは、カロテンやカリウムなどの豊富な栄養を含む野菜です。
料理にも重宝してくれるため、家庭菜園で栽培している方も多い野菜になります。
2.後作した方が良い理由
三つ葉で後作した方が良いものとしては、ネギ類やエダマメなどがあげられます。
後作した方が良い理由としては、これらの野菜は日照が少ない環境でも問題なく育てられるからです。
さらに三つ葉と同様に、初心者でも育てやすい野菜となっていますので、失敗が少なく収穫が楽しめます。
もし、日当たりの良い環境であれば、ニンジンもおすすめです。
家庭菜園で連作による障害をできるだけ少なくするためには、輪作という方法が効果的となります。
輪作は性質の異なるいくつかの作物を組み合わせて、耕作地をローテーションすることで毎年別の作物を栽培する方法です。
三つ葉以外にはナス・トマト・ピーマンなどのナス科の野菜や、スイカ・メロン・キュウリなどのウリ科の野菜や、ハクサイ・キャベツ・ブロッコリーなどのアブラナ科の野菜などで連作障害が発生することが多くなります。
家庭菜園でこれらの作物を栽培する場合には、種類の異なる作物との輪作を取り入れることを検討してみましょう。
3.三つ葉の後作に植えないほうが良い野菜
連作(同じ場所に連続で育てること)を嫌う性質があることが後作しない方が良い理由であり、三つ葉の後にさらに三つ葉を後作するのは不可とされているのです。
家庭菜園で三つ葉を栽培した後はしばらくは別の野菜を育てるか、次回は場所をかえて栽培するようにしてください。
プランターで栽培する場合にも同様にしばらく別の野菜を育てるか、土全体を新しいものに入れかえてから栽培するようにしましょう。
4.後作しない方が良い理由
三つ葉は強健で病気の発生が少ない、家庭菜園の初心者でも育てやすい野菜です。
ただし三つ葉には連作に弱いという特徴がありますので、三つ葉を繰り返し栽培するのは控えるようにしましょう。
一度三つ葉を栽培した場所については、その後3年から4年程度は三つ葉の栽培は不可となりますので、別の野菜を育てることを検討してみてください。
三つ葉以外の作物であれば自由に栽培することができますが、できれば三つ葉とは性質が異なる作物を選ぶことをおすすめします。
三つ葉の後作には、後作に良い長ネギ、葉ネギ、エダマメ、ニンジンなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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