1.すだちの収穫について
すだちの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、すだちの収穫タイミングはいつが良いのか、すだちはどのように収穫すればよいのか、すだちの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はすだちの収穫について見ていきたいと思います。
■すだちの旬:8月~9月
■栽培適地:東北地方以南の暖地(暖地以外は鉢植え)
■栽培方法:庭植え、鉢植え
■植え付け時期:3月~4月
■収穫時期:8月~9月
2.すだちの収穫時期
すだちは春植えが一般的で、3月~4月に植え付けをし、8月~9月に収穫時期を迎えます。
すだちは苗木を植え付けてから収穫が出来るようになるまでに、最低でも3~4年の期間が必要です。
植え付けてから3年程度は樹形を整えるため収穫を控えますが、5月に白くて小さな花をつけるので、甘い香りを楽しむことができます。
3.すだちの収穫タイミング
すだちの収穫タイミングは、時期や皮の色から判断できます。
すだちの収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。
すだちの収穫適期は、8月中旬~9月です。
すだちは香りと酸味を楽しむ果実ですので、未熟な緑色の状態で収穫します。
サイズは、小さめのミカンぐらいの大きさの実を収穫します。
大きく育てようとして、10月過ぎまで果実を木に残しておくと、果皮が黄色に変化していき、香りや酸味が減少してしまうので、果皮が緑色の間に収穫していきましょう。
4.すだちの収穫方法
すだちの収穫方法は簡単です。
すだちの果皮が緑色で、大きくなった果実をハサミで切って収穫します。
切り取った果柄は、ほかの果実を傷つけないように二度切りにしていきます。
すだちは枝や幹にトゲが生えていて、棘の長さは3cm~5cmぐらいあります。
棘の根元は緑色で、他の枝と変わらないくらいの柔らかさですが、先端に行くほど鋭く硬くなりますので、刺さらないように注意しながら収穫を行いましょう。
収穫したすだちは常温保存できますが、保存できる期間としては1ヶ月程度です。
たくさん収穫した場合は、冷蔵庫で保存しましょう。
すだちをまるごと冷蔵保存する場合は、ビニール袋に5個ほど入れて空気を抜いてから保存します。
劣化を防ぎたい場合は、光を通さない黒いビニール袋に入れて保存すると良いでしょう。
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