1.ヤーコンの収穫について
ヤーコン(菊芋)の収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、ヤーコンの収穫タイミングはいつが良いのか、ヤーコンはどのように収穫すればよいのか、ヤーコンの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はヤーコンの収穫について見ていきたいと思います。
■分類: キク科スマランサス属
■原産地:南米アンデス山脈地方
■ヤーコンの旬:10~11月
■栽培時期:春植え
植え付け:4~5月、収穫時期:10~11月
2.ヤーコンの収穫時期
ヤーコンは、4~5月に植え付けをして、秋ごろの10~11月に収穫時期を迎えます。
ヤーコンの品種にりますが、ヤーコンは植え付けから約4ヶ月~5ヶ月が収穫時期です。
ヤーコン1株から、約10個~15個のヤーコンが収穫できます。
また、ヤーコンの葉も収穫したい場合は、同じ時期に一緒に収穫していきましょう。
収穫したヤーコンは、きんぴらにしたり、ヤーコンチップにしたり、炒め物にしたり、色々な方法で美味しくいただきたいですね。
収穫したヤーコンの葉は、軟らかい茎葉は天ぷらにしたり、漬物にしたりすると美味しいです。
葉っぱを1週間ぐらい乾燥するまで陰干しして、ヤーコン茶を作るのもいいですね。
3.ヤーコンの収穫タイミング
ヤーコンの収穫タイミングは、植え付けた時期から判断できます。
ヤーコンは植え付けから約4ヶ月~5ヶ月で収穫することができますので、収穫の目安にしてみてください。
中間地であれば10月下旬~11月中旬に、茎葉が枯れる前におこなっていきます。
霜が降る前の時期までが、ヤーコンの収穫タイミングなので逃さないようにしましょう。
ヤーコンの収穫サイズは、品種によりますが、芋の大きさは平均200gぐらいです。
中には1㎏ぐらいになるヤーコンもあります。
4.ヤーコンの収穫方法
ヤーコンの収穫方法ですが、鎌などで茎葉を根元から20cmぐらいのところで刈ります。
その後、芋に傷をつけないように、株から30cmほど離れた所にスコップを入れて、土と一緒にヤーコンを掘り起こして収穫します。
ヤーコンは収穫直後から食べられますが、新聞紙にくるんで1か月ほど追熟させることで、甘みが増しておいしく食べることができます。
ヤーコンを収穫するスコップは、清潔に保っておきましょう。
病気にかかった植物の根を切ったりしたスコップは、ヤーコンが病気になる菌が付着していることがあります。
菌が付着したスコップでヤーコンを収穫すると、切り口から菌が侵入して、病気に感染することがあります。
スコップの使用後は、きちんと消毒をしておくと、野菜が病気にかかる心配が減ります。
掘り起こしたヤーコンの株は、芋を取り除き余分な茎を落として、また土に植えると新芽が生えてきます。
翌年の種株にすることができますので、またヤーコンを楽しむことができます。
5.ヤーコンの収穫で気をつけること
ヤーコンの収穫で気をつけることとしては、寒さです。
11月になると、栽培地域によっては霜が降りる場合があります。
霜に当たると、ヤーコンの茎葉が枯れてしまうので、霜の降りる前に収穫しましょう。
霜が降りたり、霜柱が立ったりするとヤーコンが凍ってしまい、腐ってしまいますので、凍る時期の前に早めに収穫するように注意しましょう。
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