1.ジャンボひょうたんの品種
ジャンボひょうたんの品種を使って、大きなひょうたんを育てたいというニューズがあります。
ジャンボひょうたんは、サイズが大きいため、日よけや観賞用のほか果実を加工して置物やおもちゃにして楽しめます。
ジャンボひょうたんの品種の中でもおすすめなのは、『天下一』です。
ビックリするぐらいの特大サイズに生長します。
大きく作るには1株1果にするのがポイントで、果実は最大で長さ50cm以上になります。
ジャンボひょうたんの品種はいくつかありますので、お好みのひょうたんの種を買っておおきなひょうたんをたくさん育ててみましょう!
特大ひょうたん天下一の育て方(種)
品種特性
日よけ・観賞用のほか、果実を加工して置物やおもちゃにして楽しめます。果実は最大で長さ50cm以上になります。
大ものを作るには1株1果とし、果実をネットや台で支えます。
栽培時期
種まき:5月~6月
収穫時期:7月~10月
種まき
ひょうたんを植える場所を適切に選ぶことがひょうたん栽培のポイントです。
日当たりと風通しが良く、水はけも良い場所で育てると上手に実が育つでしょう。
発芽適温は25~30℃なので、種まきは遅霜の心配がなくなってから、90cm間隔で4~5粒を直まきします。
4~6日で発芽しますので、その後本葉1~2枚で間引いて1本にします。
育苗する場合は、本葉4~5枚のころ、株間90cmに植えつけます。
栽培ポイント
1平米当たり苦土石灰150g、完熟堆肥3kgと有機配合肥料100gを施してよく耕します。
親づるをフェンスに昇らせ、子づるを四方に伸ばします。ひょうたんが大きく育つように追肥はこまめに行います。
収穫
天下一ひょうたんの収穫時期は、7月~10月です。この間に葉やつるが枯れる兆候が見えてきたら、収穫準備を始めましょう。
果実の表面を指ではじいて高い音が出れば収穫できます。
つるのつけ根を切って穴をあけ、水にひたして中身が腐ったら針金なのでとり除き、水洗・乾燥し油で磨きます。
大ひょうたんの育て方(種)
品種特性
昔からおなじみのひょうたんで、育てた果実はお酒を入れたり、花器にすることができます。白色の花を咲かせます。
乾燥させたひょうたんは長期保存できます。
大ひょうたんは野菜のカンピョウの仲間で、色や形も様々で、20~30cm位の果実がなります。
栽培時期
種まき:4月~6月
収穫時期:7月~10月
種まき
発芽適温は25℃前後で、生育適温は15~30℃です。
湿らせた土に2~3粒ずつまき、土をかけます。土かけの厚さは1~2cmです。
発芽まで乾燥させないようにします。
栽培ポイント
本葉3~4枚の頃、日当たりと水はけの良い場所に定植します。
一度栽培したことのある場所は避けます。
花壇は1平方メートル当たり石灰100g、たい肥2kg、化成肥料50gを施し、良く耕しておきます。
生育につれて芯を摘んで枝を出しますので、丈夫な支柱に絡ませてください。
収穫
葉とつるが枯れた段階で、ひょうたんの実を収穫できるようになります。
収穫の目安として、ひょうたんが茶色く色づいてきた頃が適切と覚えておくと便利です。
収穫が早すぎると、皮が加工しにくくなるので気を付けましょう。
大寿ひょうたんの育て方(種)
品種特性
大型のひょうたんで長さ50cm、胴回り95cm前後にもなるひょうたん品種です。
草勢が強いので、育てやすいです。
収穫時の快感は緑白色で、光沢があり、仕上がりの果実表面は乳白色になり綺麗に仕上がります。
栽培時期
種まき:3月~6月
収穫時期:6月~10月
種まき
ひょうたんの植え付けする前に土作りを行います。暖かくなってきたら種まきや植え付けを行いますが、定植の2週間前には土作りをしましょう。
根が大きく広がる方が良く育つので、30~50㎝の深さに耕しておくことをおすすめします。
種まきをする際は、ポットを使って育苗します。ポット1個の中心に1cmほどの穴を空けて種を2~3粒まいたら、土を軽く被せて、水やりをします。
本葉が1~2枚程度になった頃に、育ちの良いものを1本だけ残して間引きをします。
栽培ポイント
植え付け前には、苦土石灰も使用して土壌の改善とカルシウムの補給をしておきます。
1週間前には、堆肥や化成肥料を施して良く耕します。土作りが上手く行けば、しっかりつるを伸ばして大きく形の良いひょうたんを作るための土台となってくれます。
収穫
ひょうたんの収穫時期は、6月~10月頃になります。花が開いてから1か月程度経った時期から、収穫できる実がでてきます。
この間に葉やつるが枯れる兆候が見えてきたら、収穫準備を始めましょう。
収穫時期までに気を付けるポイントとして、病害虫の影響を最小限に抑えるように努力することが大切です。
ひょうたんは基本的に病害虫に強く、土作りさえ上手く行っておけば強い根を張って丈夫に育ちます。
ジャンボひょうたんのまとめ
ジャンボひょうたんは家庭菜園でも人気です。
種がなかなか近所に売っていないという方も多いので、近くのホームセンターなどで手に入らない場合は、インターネットで種を購入して育ててみてください。
ひょうたんは、連作障害が起こるので、ウリ科の植物を栽培した場所に植えないように気を付けましょう。
特に、ヘチマとの混植は相性が悪いので避け、育ててみてください。
ジャンボひょうたんはうまくいけば50cmぐらいの巨大な実が栽培できますので、大きくて立派なひょうたんを栽培してみましょう!