ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)

ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)

「ニジュウヤホシテントウ」とは、見た目がテントウムシに似た昆虫で、テントウムシダマシとも呼ばれています。庭先でよく見かけるテントウムシはアブラムシを食べてくれる益虫ですが、ニジュウヤホシテントウは野菜の葉を食害する草食系の害虫です。

成虫の体長は約7㎜で、オレンジ色をしており、翅(羽)には28個の黒い斑点があります。発生時期は5月~10月で、葉裏に数十個の卵を産みつけます。主にナス科の野菜に寄生し、成虫も幼虫も葉を好んで食害します。窒素肥料の過多により、産卵されやすくなるため注意が必要です。

ニジュウヤホシテントウの被害に遭わないようにするには、葉の裏をよく確認して幼虫や卵を見つけて捕殺することが大切です。発生初期の薬剤には、「ベニカベジフルスプレー」「スミチオン乳剤」「ベニカ水溶剤」などがありますが、自然派薬剤はありません。


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