第1花房(だいいちかぼう)

第1花房(だいいちかぼう)

第1花房は、「だいいちかぼう」と読みます。
花房(かぼう)とは、房状になった花の集まりのことで、最初に花をつける花房のことを第1花房といいます。
トマトの栽培では、地面から近い順に第1花房、第2花房と呼び、省略して1段目、2段目と呼ぶこともあります。

トマトの苗を選ぶ際には、第1花房に花か蕾がついているものを選ぶのがおすすめです。
第1花房が受粉されて着果すると、その後の受粉と着果率が高まるためです。
また、苗を植え付けるときは、第1花房を通路側に向けると収穫作業が楽になります。
トマトの株が大きくなると収穫作業が困難になるため、このような工夫が必要です。

トマトの栽培では、摘心という作業も重要です。
通常、花房が5~6段目になったら、その上の葉を2枚ほど残して摘心をします。
摘芯することで、養分が花や実に集中します。また、花房の形成も促進され、収穫量の増加につながります。


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