つる返し(つるがえし)

つる返し(つるがえし)

サツマイモの「つる返し」とは、サツマイモのつるの先端部を持ち上げて、節間から伸びた根(不定根)を地面から引き離し、株元以外のつるを裏返す作業のことです。これにより、不定根を日光にさらし、株元の芋の発育を促します。

サツマイモを植え付けてから約1か月ほど経つと、不定根が伸びて芋が形成されますが、これらの芋は小さくて収穫に適しません。
不定根を放置すると栄養が分散され、株元の芋の成長が妨げられます。また、つるをそのままにしておくと、他の野菜に支障をきたす可能性もあります。

つる返しは、暑い時期に行う作業で手間がかかりますが、収穫までの間に何度か行うことが重要です。マルチを張っておくと、つる返し作業が楽になります。

プランター栽培では、つる返しは不要です。また、つる返しの必要のない品種もあります。


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