1.長芋の収穫について
長芋の収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、長芋の収穫タイミングはいつが良いのか、長芋はどのように収穫すればよいのか、長芋の収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回は長芋の収穫について見ていきたいと思います。
■分類:ヤマノイモ科
■ナガイモの旬:10月~2月
■栽培時期:春植え
■栽培方法:タネイモ
植え付け:4月、収穫時期:10~2月
2.長芋の収穫時期
長芋の品種には、『長芋』『姫神芋』『ねばり芋』『トロフィー1066』『とっくり長芋』『ずんぐり太郎』などがあります。
家庭菜園では、栽培しやすい短形種の品種を栽培している方も多いですが、長芋は春植えが一般的で、4月に種芋の植え付けをして、10月~翌年2月に収穫時期を迎えます。
収穫した長芋は、ご飯にかけたり、長芋入りのお好み焼きにしたり、揚げ物にしたり色々な方法で美味しくいただきたいですね。
3.長芋の収穫タイミング
長芋の収穫タイミングは、植え付けた時期や茎葉から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。
長芋の収穫時期は、大体10月ごろから翌年2月が目安となります。
長芋の地上部の茎葉が黄色くなって、先端部まで葉色が褐色に枯れてきたら収穫タイミングとなります。
長芋の地表面の茎を10cm残して刈りとり、この刈り残した茎が枯れ切るまで地中のイモを成熟させてください。
茎葉が枯れても、根が養分を吸収してさらに甘みを増していきます。
掘り上げるタイミングが早いと、収穫した長芋の切り口や、すりおろしが褐色に変色する場合があります。
この褐色変化はポリフェノール系物質によるもので、芋の成熟とともに減少するため、成熟を待ってから収穫するようにしましょう。
4.長芋の収穫方法
長芋の収穫方法はとても簡単です。
長芋は地中深く伸びているので、芋に沿ってスコップを使って深く穴を掘り、丁寧に収穫します。
長芋を掘り起こす際は、長芋を傷つけないように株元から20~30㎝離れた場所にスコップを入れます。
長芋は途中で折れやすいため、長芋の下部が見えてきたら慎重に掘り起こして収穫していきましょう。
掘り上げた長芋は雨の当たらない場所に置き、少し乾燥させてから土を落としましょう。
この時、射日光に当てないように注意します。
長芋は直射日光に当てると、肌がピンクや紫色に変色し、アクの原因になってしまいます。
長芋を乾燥させたら、新聞紙などに包んで保存します。
暖地では、2月頃まで掘らないで置いておくこともできます。
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