ラッキョウの植え付け方法(植え付け時期:8月~9月)

ラッキョウの植え付け方法

1.ラッキョウの植え付け時期

ラッキョウの栽培は、種球(球根)を購入して、植え付けます。
ラッキョウの植え付け適期は、関東などの中間地では8月下旬~9月中旬です。
栽培時期は、品種や地域によって異なりますので、園芸店やホームセンターなどで確認するようにします。

2.ラッキョウの品種の選び方

野菜苗

ラッキョウの品種には、大球や小球などがあります。
栽培環境に合わない品種を植え付けると、生育不良や途中で枯れてしまうことがあるので品種を確認して購入するようにします。

ラッキョウの主な品種

『らくだ』『玉ラッキョウ』『八房』『福井らっきょう』『越のレッド』『越のパール』『島らっきょう』『九頭竜』『エシャレット』など。

3.ラッキョウの種球(球根)の選び方

ラッキョウの種球は、8月頃に種苗店やホームセンターなどで販売されます。
店舗で購入する場合は、種球が大きく病気がなく、首の部分がよく締まっているものを選びます。
ラッキョウの種球は、インターネットでも購入することができます。

4.ラッキョウの植え付け方法

苗の植え付け

ラッキョウの栽培は、種球を植え付けます。

畑栽培の場合

日当たりと水はけの良い場所を選び、植え付けの2週間以上前に苦土石灰100g/㎡を全面にまいてよく耕します。
1週間前に完熟堆肥2㎏/㎡、化成肥料100g/㎡を施してよく耕し、幅60㎝、高さ10~15㎝の畝を作ります。
ラッキョウは、植え付け前に黒マルチを張っておくと、冬の地温を高めて雑草防止にもなります。

植え付けの際は、深さ5㎝ほどの植え穴を掘り、種球の尖った方を上に向けて1か所に2球ずつまとめて置き、先端がわずかに見える程度に土を被せます。
植え付け後は、たっぷりと水やりをします。株間は15~20㎝にします。
ラッキョウは、大球を収穫する場合は1か所に1球、小球を多く収穫したい場合は1か所に3球ずつ植え付けます。

プランター栽培の場合

プランターは65㎝標準タイプ(深さ20㎝以上)や10号鉢(直径30㎝)を用意します。用土は、市販の野菜用培養土を購入すると、土づくりの手間が省けます。
排水性を良くするため、鉢底ネットを敷いて鉢底石を敷き詰め、野菜用培養土を8分目ほど入れます。

植え付けの際は、深さ5㎝ほどの植え穴を掘り、種球の尖った方を上に向けて2球ずつまとめて置き、先端がわずかに見える程度に土を被せます。
植え付け後は、たっぷりと水やりをします。株間は10㎝程度にします。
プランターや鉢は、日当たりと風通しの良い場所で管理します。

5.ラッキョウの乾燥防止対策

らっきょう

畑栽培は、植え付け後の水やりは自然の降雨で足ります。1週間ほど雨が降らない日が続き、土が乾燥していれば水やりをします。
プランター栽培は、土の容量が限られるので乾燥しないように注意し、土の表面が乾いたら水やりをします。土が乾く前に水やりすると過湿になり、球根が腐ってしまうので注意します。冬場の水やりは、気温の高い日中に与えるようにします。

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