1.ラッキョウの収穫について
ラッキョウの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、ラッキョウの収穫タイミングはいつが良いのか、ラッキョウはどのように収穫すればよいのか、ラッキョウの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はラッキョウの収穫について見ていきたいと思います。
■分類: ユリ科ネギ属
■原産地:中国
■主な旬: 6月~7月
■栽培時期:秋植え
植え付け時期:8月~9月、収穫時期:6~7月
2.ラッキョウの収穫時期
ラッキョウは、8月~9月に植え付けをして、翌年6月~7月に収穫時期を迎えます。
エシャロットの場合は、8月~9月に植え付けをして、翌年3月~4月に収穫時期を迎えます。
ラッキョウの栽培時期は基本的に、10ヵ月~11ヵ月ですが、エシャロットの場合は、7ヵ月~8ヵ月で収穫できます。
また、ラッキョウの茎も収穫したい場合は、同じ時期に一緒に収穫していきましょう。
収穫したラッキョウは、サラダにしたり、甘酢漬けにしたり、炒め物にしたり色々な方法で美味しくいただきたいですね。
緑色の葉は食べることが出来ますので、葉を天ぷらのかき揚げなどにして食べてみてください。
3.ラッキョウの収穫タイミング
ラッキョウの収穫タイミングは、植え付けた時期や葉から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。
ラッキョウは、植え付けからだいたい10ヵ月~11ヵ月ぐらいで収穫することができますので、収穫の目安にしてみてください。
ラッキョウの収穫時期は、大体6月下旬ごろが目安となります。
地上部の葉が枯れ始め、球が長卵型に肥大したら収穫タイミングですので、株を掘り上げます。
1つの種球で大体8個~12個程度のラッキョウを収穫することが出来ます。
収穫量を増やしたい場合は、収穫をしないでもう1年育てます。
その場合には、小粒で実の詰まったラッキョウが、1つの種球で30個以上採れることでしょう。
ラッキョウではなく、エシャロットとして収穫したい場合には、夏まで待たずに3月~4月頃の春に収穫をします。
この場合は、葉が枯れ始める前に若採りををします。
エシャロットは生ですぐに食べられて香りやクセがあまりなく、ラッキョウよりも食べやすいので、一度収穫をしてみて食べ比べてみるのも良いでしょう。
ドレッシングや味噌をつけて食べると美味しくいただけます。
4.ラッキョウの収穫方法
ラッキョウの収穫はとても簡単です。
ラッキョウの葉の付け根を持って、一気に真っ直ぐ引き抜くと収穫できます。
収穫する数が多い場合は、スコップを使います。
土中に埋まっているラッキョウを傷つけないように、株元から20〜30cm程度離れた場所にスコップを差し入れて掘り起こします。
掘り起こしたら、葉を掴んで引き抜いて収穫していきましょう。
ラッキョウを掘り上げたあとは、1球ずつにばらしておきます。
5.ラッキョウの保存方法
ラッキョウを種球用として保存するときは、球はばらさずに、葉を切り落として、根は1cm程度残した状態で切り落とします。
その後、ネットなどに入れて風通しのよい軒下などに吊るして保存しておきます。
ラッキョウは、収穫後にそのまま常温で置いておくと、先から芽が伸びて成長してしまいます。
もし、すぐに料理などをして食べない場合は、袋などに入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。
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