1.ラッキョウの追肥
ラッキョウは、秋に種球(球根)を植え付け、冬越しをさせて翌年の初夏に収穫をします。
関東地域などの中間地では、植え付け時期が8月下旬~9月中旬、収穫時期が翌年の6月中旬~7月上旬となります。
ラッキョウは、植え付けの1か月後から12月までの間は、月に1回の割合で追肥を施し、3月に最後の追肥と土寄せを行います。
冬期の1月~2月の間は、追肥は不要です。
ラッキョウの栽培時期
秋植え:植え付け時期:8月下旬~9月中旬、収穫時期:翌年の6月中旬~7月上旬
ラッキョウの追肥時期
ラッキョウは、植え付けの1か月後から月に1回の割合で追肥を施し、3月に最後の追肥と土寄せを行います。
冬期の1月~2月の間は、追肥は不要です。
畑栽培:9月下旬~12月中旬、3月上旬~3月中旬
プランター栽培:9月下旬~12月中旬、3月上旬~3月中旬
2.ラッキョウに適した肥料
ラッキョウの栽培では、元肥と追肥が必要です。
元肥用の肥料
追肥用の肥料
ラッキョウの追肥には、即効性の固形肥料か液体肥料を使います。
液体肥料を使用する際は、既定の希釈率や方法を守って使用するようにします。
主な肥料として、「マイガーデンベジフル」「ハイポネックス原液」などがあります。
3.ラッキョウの追肥と土寄せ
ラッキョウを順調に育てるためには、追肥と土寄せが重要です。
畑栽培の追肥方法
畑栽培は、化成肥料20~30g/㎡を株間にまき、土と肥料を軽く混ぜ合わせて株元にしっかり土寄せをします。
ラッキョウは、土寄せをしないと良い球が収穫できないので、3月に最後の追肥と土寄せをします。
プランター栽培の追肥方法
プランター栽培は、化成肥料10g程度を全体にまき、土と肥料を軽く混ぜ合わせます。用土が減っていたら新しい培養土を足して、球根が日に当たらないように土寄せをします。
4.ラッキョウの生育不良
ラッキョウは、寒さや病害虫に比較的強い野菜ですが、連作を避けて、適度に肥料を与えるようにします。
連作障害
ラッキョウは、連作障害が出にくい野菜ですが、同じ場所で栽培する場合は1~2年の期間を空けるか、他の場所を選んで栽培します。連作すると、土壌中の微生物に偏りが出てラッキョウの生育に悪影響を及ぼすことがあります。
プランター栽培では、常に新しい用土を使うことをおすすめします。
肥料やけ
ラッキョウの追肥は、株元近くを避けて離れた場所に施すようにします。株元付近は根が多く張っているので、肥料濃度が高くなると肥料やけを起こして株が枯れてしまうことがあります。また、肥料を与え過ぎないように注意します。
5.ラッキョウの追肥まとめ
ラッキョウの追肥のポイントをまとめると以下になります。
・ラッキョウの追肥は、植え付けの1か月後から月に1回の割合で施す。
・3月に最後の追肥と土寄せを行う。冬期の1月~2月の間は追肥不要。
・追肥は、株元近くを避けて離れた場所に施す。
・肥料の与え過ぎは、肥料やけ、生育不良などを引き起こす。
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