１．玉ねぎの収穫について
玉ねぎの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、玉ねぎの収穫タイミングはいつが良いのか、玉ねぎはどのように収穫すればよいのか、玉ねぎの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回は玉ねぎの収穫について見ていきたいと思います。
■分類：ヒガンバナ科ネギ属
■原産地：中央アジア
■玉ねぎの旬：春5月～6月
■栽培時期：秋まき・秋植え
■秋の種まき：8月～9月、植え付け：11月～12月、収穫時期：翌年5月～6月
２．玉ねぎの収穫時期
玉ねぎは、8月～9月に種まきをして、11月～12月に植え付けをして、冬を越して翌年5月～6月に収穫時期を迎えます。
早生種の玉ねぎの収穫時期は、通常の品種より前倒しになっていて、10月～2月頃に収穫時期を迎えます。
玉ねぎは、早生種、中晩生種、晩生種などあるので品種にりますが、植え付けから収穫までの日数はだいたい半年ぐらいです。
収穫した玉ねぎは、オニオンスープにしたり、玉ねぎサラダにしたり、炒め物にしたり色々な方法で美味しくいただきたいですね。
３．玉ねぎの収穫タイミング
玉ねぎの収穫タイミングは、植え付けた時期や、茎葉、玉ねぎの大きさから判断できます。
玉ねぎは、植え付けから約半年で収穫することができますので、収穫の目安にしてみてください。
本格的に玉ねぎが肥大するのは5月下旬～6月中旬にかけての期間ですので、玉ねぎがしっかりと大きくなってから収穫しましょう。
玉ねぎの肥大化は葉が枯れるまでずっと続くため、倒れた葉が完全に枯れる前に収穫しないと収穫タイミングを逃します。
目安としては植え付けた株のうち6～7割の茎葉が根元から倒れていたら収穫タイミングとなります。
収穫タイミングは、玉ねぎの大きさからも判断できます。
少し土を掘ってみて、玉が充実して大きくなっているか確認するとより確実です。
玉ねぎがまだ小さかった場合は、もう一度埋めなおしてしばらく待ってから収穫してください。
玉ねぎの収穫サイズは、品種によりますが、横径7～8cmぐらいで、平均170gぐらいです。
４．玉ねぎを収穫する時間帯
玉ねぎを収穫する時間帯は何時ごろに行っていますか？
朝ですか？それとも太陽の出ているお昼の時間でしょうか？それとも涼しくなった夕方ですか？
特に玉ねぎを収穫する時間を意識していない方も多いですが、玉ねぎを収穫するのに良い時間帯は朝です。
玉ねぎは掘った後にすぐ保存するのではなく、表面を乾燥させてから箱などに入れて保存するので、朝の時間帯に収穫するのが良いです。
収穫を始めるのが遅い時間帯の場合は、半乾きになったりして玉ねぎが傷みやすくなります。
玉ねぎは、土が湿って多湿な状態だと傷みやすくなるため、晴れの日が2～3日続いた後に収穫するようにしましょう。
５．玉ねぎの収穫方法
玉ねぎの収穫方法は簡単で、葉のつけ根付近を両手でつかんで、真上に引き抜きます。
万が一抜けない場合は、株のまわりにスコップを入れて根を切ると楽に引き抜くことが可能です。
玉ねぎの収穫の仕方としては、倒れたものから順番に収穫していくのが一般的ですが、ある程度他の個体が生育しきるのを待ってから一気に収穫するという選択肢もあります。この場合は、全体の8割程度の葉が倒れてからにすると良いでしょう。
ただし、収穫が遅れてしまうと、球が柔らかくなって貯蔵性が低くなってしまいます。
葉が緑色から黄色へと変色すると病気が発生したり、貯蔵中に腐敗することが多くなるためくれぐれも葉が青いうちに収穫してください。
６．玉ねぎの保存方法
収穫した後は、玉ねぎの保存方法にも気をつけます。
ナイフなどで玉ねぎの根を切ってから、2～3日ほど畑や軒下に並べて乾燥させます。
茎が十分に乾燥したら、4～5個ずつ葉のつけ根を紐で縛って束ねた後に、そこからさらに2束ずつ紐で縛って吊るせる状態にします。
雨に当たらず、風通しがよくて日があまり当たらない軒下に吊るしておくことで、長期間の保存が可能です。
ただし、吊り下げる紐を強く結びすぎると、結び目が腐って落ちてしまうため緩めで結ぶようにします。
早生種であれば2ヶ月、中生種であれば半年以上長持ちします。収穫してすぐに食べると、水分が多くて柔らかい新玉ねぎの味を楽しめます。
箱などに入れる場合は、茎を切ってて風通しのよい場所に置いて保存します。
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