アスパラガスの収穫時期と収穫方法は?

アスパラガスの収穫時期と収穫方法は?

1.アスパラガスの収穫について

アスパラガスの収穫について

アスパラガスの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、アスパラガスの収穫タイミングはいつが良いのか、アスパラガスはどのように収穫すればよいのか、アスパラガスの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はアスパラガスの収穫について見ていきたいと思います。

アスパラガスの栽培データ
■アスパラガスの栽培難易度:★★★★☆
■分類:ユリ科アスパラガス属
■原産地:南ヨーロッパ~ロシア南部
■アスパラガスの旬:4~6月
■栽培時期:春まき・春植え
春の種まき:2~3月、植え付け:翌年4~5月、収穫時期:3年目の4~6月

2.アスパラガスの収穫時期

アスパラガスの収穫時期

アスパラガスは春まきが一般的で、2~3月に種をまいて、翌年4~5月に植え付けをし、3年目の4~6月に収穫時期を迎えます。

アスパラガスの収穫タイミングは、時期や草丈の状態から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。

アスパラガスの本格的な収穫は、植え付けから3年目の4~6月ですが、2年目から新芽が出てくるので少量であれば収穫も可能です。
草丈が20~25㎝ほどの大きさで、茎が太く、穂先がかたく締まっているアスパラガスを、根元からハサミやナイフで切って収穫します。
ただし、2年目はまだ株を大きく育てている途中ですので、収穫は最小限にします。
栽培2年目は15~20日ほど収穫したらあとは残して成長させます。

3年目は、新芽が伸びてきて、草丈が20~25cm程度になったら、穂先の部分が硬く引き締まっているものを選んで切り取って収穫します。
収穫時になると、アスパラガスはどんどん成長してきますので、収穫時期の間は毎日チェックして、収穫タイミングを見逃さないように順次収穫していきましょう。
アスパラガスは、大きく育ちすぎると穂先が開いて食味が落ち、筋張って固くなってしまうので、採り遅れのないように注意しましょう。

3~4年目は30~40日、5~6年目は50~60日くらいで収穫を終え、その後は次の年のために茎葉を伸ばし、根に養分を蓄積します。
茎が細いものや、6月中旬以降に出るものは収穫せずに、秋になって茎葉が枯れるまで株を成長させていきます。
生えてくるからといって、茎が細くなっても収穫し続けてしまうと、養分を蓄えられずに翌年以降の収穫量が減ってしまいます。
細い茎が出始めたり、曲がりが多くなってきたり、アスパラガスの先端が開き始めたら収穫終了の合図になります。
太い芽を10本ほど残して生長させて、アスパラガスの株に翌年の養分を蓄積させるようにします。
株を弱らせずに上手に栽培すれば、年々大株になり、アスパラガスの収穫量も増えます。

アスパラガスは10年くらいで株が疲れてくるので、一度掘り起こし、植え替えると良いでしょう。

3.アスパラガスの収穫方法

アスパラガスの収穫方法

アスパラガスの収穫方法は、簡単です。
アスパラガスの収穫は、ハサミやナイフを使って地際付近から切り取って収穫します。

アスパラガスは成長が早いため、数日で筋っぽくなったり、鮮度も落ちてきますので、収穫後は早めに食べましょう。
もし、すぐに食べない場合には、ラップで包んで冷蔵庫で立てて保存しておきましょう。

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