パプリカの収穫時期と収穫方法は?

パプリカの収穫時期と収穫方法は?

1.パプリカの収穫について

パプリカの収穫について

パプリカの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、パプリカの収穫タイミングはいつが良いのか、パプリカはどのように収穫すればよいのか、パプリカの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はパプリカの収穫について見ていきたいと思います。

パプリカの栽培データ
■パプリカの栽培難易度:★★☆☆☆
■分類:ナス科トウガラシ属
■原産地:南アメリカ
■パプリカの旬:7~10月
■栽培時期:春まき
春の種まき:3月、植え付け:5月、収穫時期:7~10月

2.パプリカの収穫時期

パプリカの収穫時期

パプリカは春まきが一般的で、3月に種をまいて、4月に植え付けをし、7~10月に収穫時期を迎えます。

パプリカの収穫は、晴れた日の朝の時間帯に行うと良いでしょう。
パプリカの収穫タイミングは、時期や果実の色から判断できます。

完熟までの期間は品種によりますが、パプリカの色は約3週間ほどかけて色づき、完熟します。

パプリカは、白い花が咲いてから結実し、小さな実がつき、やがて果実が大きくなり、開花後40~50日から収穫できるようになります。
パプリカの実はピーマンよりかなり大きく育ちます。
実の長さが6~7㎝ほどの大きさになったら収穫タイミングです。
5月初旬に花が咲いた場合、7月上旬に収穫できます。
20℃以下で気温が低い場合は、着色が遅れて、熟すまでに時間を要することがあります。

パプリカの果実は、最初はピーマンのように緑色の実をつけますが、実が熟すと色が変わります。
完熟すると赤・黄・オレンジに色が変わりますので、色が実全体についたら収穫しましょう。

パプリカの色づき方は、赤色種は緑色から赤色へ、黄色種は緑色から黄色へと変わります。
注意したいのは赤色のパプリカです。
赤色のパプリカは、色が移り変わる途中で茶色っぽくなってから赤色になるため、腐ってしまったと勘違いしないように気をつけましょう。

パプリカは、緑色の未熟状態でも収穫して食べることは可能です。
緑色のパプリカの味は、少し苦みがありますがピーマンよりは苦くありません。

パプリカは、収穫後ポリ袋などに入れて追熟させることも可能です。
追熟させる場合の果実の着色目安は、80~90%着色したタイミングです。
高温期であれば60~70%程度着色したタイミングで収穫して追熟します。

パプリカは、7月上旬頃から10月中旬頃まで次々実り、長い期間収穫できますが、たくさんの実を着けたままにしていると樹に負担がかかりますので、熟れたものから順番に収穫していきましょう。
パプリカは、時期が遅れると果実の表皮にハリがなくなり、ツヤもなくなるため、収穫時期に収穫するようにしましょう。

パプリカは葉も食べられます。軽く湯通ししてアク抜きをしてから食べます。
お浸しにしたり、炒めたり、甘辛煮にしたり色々な調理方法でいただくことができます。
パプリカの葉を食べたい場合は、葉っぱも枯れないうちに収穫していきましょう。

3.パプリカの収穫方法

パプリカの収穫方法

パプリカの収穫方法はとても簡単です。
パプリカを収穫する時はハサミを使って、丁寧にヘタの付け根を切り取って収穫していきましょう。
パプリカの葉っぱを収穫する際も、ハサミを使って収穫していきます。

パプリカの枝は弱くて折れやすいので、手でもぎ取ることはしないようにしましょう。
収穫適期のパプリカのヘタの付け根は太くなっているため、手ではうまくちぎれない可能性があります。
また、無理にもいでしまうと切り口が汚くなり、灰色かび病などの病気の原因になることもありますので気をつけましょう。

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