からし菜(カラシナ)の収穫時期と収穫方法は?

からし菜の収穫時期と収穫方法は?

1.カラシナの収穫について

からし菜の収穫について

カラシナの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、カラシナの収穫タイミングはいつが良いのか、カラシナはどのように収穫すればよいのか、カラシナの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はカラシナの収穫について見ていきたいと思います。

カラシナの栽培データ
■カラシナの栽培難易度:★☆☆☆☆
■分類:アブラナ科アブラナ属
■原産地:中央アジア
■主な旬:5月~6月、11月~翌年2月
■栽培時期:春まき、秋まき
春の種まき:3月~4月、収穫時期:5月~6月
秋の種まき:9月~10月、収穫時期:11月~翌年2月

2.カラシナの収穫時期

からし菜

カラシナの収穫時期は、春と冬の2つに分かれます。
カラシナは春まきであれば、3月~4月に種をまいて、5月~6月に収穫時期を迎えます。
秋まきであれば、9月~10月に種をまいて、11月~翌年2月に収穫時期を迎えます。

カラシナの収穫タイミングは、時期や草丈から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。

カラシナの収穫(ベビーリーフ)

カラシナをベビーリーフとして収穫する場合は、種まき後20日、草丈10cmくらいの若い葉を収穫します。
中央の新芽である成長点を切らないように注意すれば、その後伸びてくる葉を収穫することができます。
ピリッと辛みのあるベビーリーフは、サラダやサンドイッチに挟んで食べるととてもおいしいです。

カラシナの収穫(葉)

カラシナの葉を収穫する場合は、種まき後50~60日、草丈が25~30cmになったら本格的に葉を収穫します。
収穫の際は、外側の葉から必要な分だけハサミで切り取るか、株全体を根元から切り取ります。

収穫していると肥料がなくなってくるので生育が鈍らないように追肥をおこなってください。
また、株が大きく育ち過ぎると、茎葉が硬くなるので順次収穫しましょう。
株が古くなると葉が筋張っておいしくなくなるので、その時は収穫を終了しましょう。

カラシナの収穫(菜花)

春になってトウ立ちすると収穫時期も終盤です。
トウ立ちした茎や蕾は菜花として、おひたしなどにして食べることができます。
トウにも辛味があっておいしいです。
春まきはトウ立ちすると葉が固くなって味が落ちるため、トウが出始めたら株ごと引き抜いて収穫していきます。

カラシナの収穫(種)

そのまま株を放置しておくと、夏前には種取りをすることができます。
莢が茶色く枯れて、中の種がカラカラと音を立てていたら収穫をしましょう。

収穫した莢は、風通しの良い場所で1週間ほど乾燥させてから中の種を取り出します。
ビニールシートなどに広げて、たたいて中の種を出し、ザルや扇風機などでゴミを取り除きます。
その後、種はさっと水洗いして天日で乾かしてから保存します。
種子を収穫した後、種はマスタードとして加工して食べることができます。

3.カラシナの収穫方法

からし菜の収穫方法

カラシナの収穫方法は簡単です。
葉の収穫は、清潔なハサミで切り取って収穫します。
トウが出始めたら、手で株ごと引き抜いて収穫していきます。
種を収穫する場合は、莢が茶色く枯れたら、株ごと引き抜いて収穫していきます。

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