レモンの追肥(追肥のやり方・時期・回数量)

レモンの追肥(追肥のやり方・時期・回数量)

1.レモンの追肥とは?

追肥とは何か?

レモンなどの作物の生育に応じて、追加で養分になる肥料を与えることを『追肥』といいます。

レモンに追肥はしたほうが良いのか、しない方が良いのか悩まれている方も多いですが、追肥は行ったほうが良いです。

レモンはビタミンC、カリウム、カルシウムを豊富に含む果物で、成長には十分な栄養が必要です。
レモンは、きちんと栄養を与えて育てると、美味しいレモンを収穫することが可能なため、追肥は必須と言えます。

肥料の吸収は、レモンが育つにつれて大きくなっていきますので、その吸収に対応できるように肥料を切らさないように追肥することが必要です。
また、雨が降ったり、灌水することによって土壌中から栄養成分の流亡もあるため、それを補うためにも追肥が必要です。

レモンは追肥をしないと、うまく育たなくなり、食べれないレモンも出て来ると、収穫量が減ってしまいますので、きちんと追肥をしてあげましょう。

レモンは家庭菜園でも人気の果物で、『リスボン』『ビラフランカ』『マイヤーレモン』『ユーレカ』など色々な品種がありますが、一般的には追肥を行って育てます。

2.レモンの追肥時期はいつか?

レモンは、花を咲かせる回数が多いことから、肥料切れにならないように注意します。

庭植えの場合は、1回目の追肥は6月に施し、2回目の追肥は11月に施します。
鉢植えの場合は、1回目の追肥は6月に施し、2回目の追肥は10月に施します。

3.レモンの追肥方法

追肥方法

レモンの追肥は、鶏糞、カリ、硫安、草木灰、液肥、化学肥料など何を使えばいいか悩んでいる方も多いですが、レモンの追肥は『化成肥料』を使用します。

レモンに適した肥料の成分

インターネットでは『レモンに適した肥料』なども購入することができますので、こちらの肥料を使うのも良いでしょう。
レモンに適した肥料の成分比は、N:P:K:Mg=7:7:10:1.5の割合などです。

マイガーデンベジフルは、粒状タイプで元肥と追肥用に使用できるのでおすすめです。
植物が肥料を吸収しやすくする働きや、土壌の保水性、通気性を高めるなど、土に活力を与える作用がある腐植酸がブレンドされています。

レモンの追肥におすすめの肥料

レモンは果実をつけるため、施肥量は、成木になるにつれて徐々にふやしていきます。

庭植えの追肥方法

庭植えの追肥は、6月と11月に追肥を施します。
化成肥料を1株当たり75g程度を株元にばらまいて施します。

樹勢が弱っていたり、葉の色が悪い場合には液体肥料が効果的です。
「マイガーデン液体肥料」を希釈250倍または、「ベジフル液肥」希釈1000倍で2週に1回、株全体に施します。

鉢植えの追肥方法

庭植えの追肥は、6月と10月に追肥を施します。
化成肥料を1株当たり75g程度を株元にばらまいて施します。

4.レモンの追肥の注意点

スコップで肥料を混ぜる

レモンの追肥は、たくさん肥料を与えればよいというわけではありませんので、注意点に気をつけながら栽培を行いましょう。

肥料の与えすぎに注意

美味しいレモンを育てるには栄養を切らさないことが重要になりますが、美味しく育てようとして肥料を与えすぎるとレモンに害虫がつきやすくなったり、追肥を施すことによって雑草が生えやすい環境になってきます。

放置すると雑草に、レモンが育つための栄養分や水分を吸い取られてしまい、害虫も住みやすくなるため、定期的に除草するようにし、肥料の与えすぎには気をつけるようにしましょう。

5.レモンの栽培ポイント

家庭菜園

レモンは、インドのヒマラヤ山麓原産の植物で、レモンは暖かい気候を好む植物ですが、関東地域などでも寒さに強い品種を選んで「鉢植え」で育てることができます。
レモンの苗木は、ホームセンターや園芸店などで入手でき、品種も色々あります。

レモンを栽培する際は、以下の栽培ポイントに気をつけながら育てていきましょう。

レモンの栽培ポイント
  1. 栽培場所:日当たりが良く、雨の当たらない場所で管理する。
  2. 水やり:6月~8月の時期は1日2~3回たっぷりと水を与える。
  3. 冬場の管理:冬は室内へ取りこむか、霜が当たらない場所へ移動する。
  4. 人工授粉:筆などで人工授粉をすると実つきが良くなる。
  5. 肥料切れに注意:レモンの追肥は適切なタイミングで定期的に与える。

レモンの追肥を読んだあなたにおすすめの記事:



レモンの追肥(追肥のやり方・時期・回数量)