1.ハクサイの後作に植えたほうが良い野菜
ハクサイの後作にどんな野菜を植えればよいかわからなかったり、
悩んだりしていませんか?
ハクサイは冬のなべ物や漬物、様々な料理に活用することが出来る野菜ですが、家庭菜園で栽培していく場合には連作障害に気をつけましょう。
ハクサイはアブラナ科に分類される作物で、同じ土壌で同じ作物を育てた際には土壌内に栄養の偏りが出てしまったり、害虫や細菌による影響を受けやすくなるという特徴があります。
もちろん、すべての野菜がそうというわけではありませんが、ハクサイをはじめとするアブラナ科の作物はこうした連作障害が出やすいので気を付けておきたいところです。
ハクサイの後作に良い野菜はいくつかありますので、
ハクサイの後作について順番にみていきましょう!
ハクサイの収穫時期は、だいたい11月~翌年2月頃なので、冬から春にかけて植えていけるハクサイの後作と相性の良い野菜を見ていきましょう。
ハクサイの次に後作した方が良いものには、ソラマメ、長ネギなどの野菜が挙げられます。
ソラマメは初心者にもおすすめの作物で、栽培方法も簡単なため、スムーズに収穫までこぎつけることが出来ます。
また、長ネギや葉ネギであればアブラナ科に多いとされている害虫被害や病原菌による被害を最小限に抑える効果も期待できます。
ソラマメ栽培の特徴は、種まきも苗の植え付けもそれほど難易度が高くないことです。
あまり手間を必要としませんので、家庭菜園の初心者でも気軽に栽培に挑戦することができる野菜の一つです。
秋の種まき:10月~11月
長ネギは葉ネギとは違い、白い部分が美味しい野菜です。鍋や炒め煮のようにしっかり火を入れれば、甘くてとろとろのうまみを感じることができます。
家庭菜園で育ていれば、使いたいときにすぐ収穫して料理に使えます。
葉ネギも手軽に栽培できるので、家庭菜園で人気の野菜です。
2.後作した方が良い理由
ハクサイの後作した方が良い理由は、土壌の状態をより良くしていくことが出来るという点です。
ハクサイを収穫した後に、数週間程度の期間をあけて市販の肥料などを用いて土壌改善や土壌消毒を行っていきます。
この作業をプラスして行っておけば土壌の状態をより良くしていくことができますし、次に後作する作物の収穫量をアップさせていくことも可能です。
家庭菜園で効率的に土壌を使っていきたいという場合には、ここで取り上げたハクサイの後作に適した野菜についてしっかりと押さえておくようにしましょう。
3.ハクサイの後作に植えないほうが良い野菜
4.後作しない方が良い理由
ブロッコリーやキャベツ、小松菜などのアブラナ科の作物を後作しない方が良い理由は、連作障害を防ぐためです。
連作障害が顕著にあらわれると、野菜の収穫量にダイレクトに影響が出ることになりますし、ものによっては収穫以前の問題が起こる可能性もあります。
同じ野菜を同じ土壌で育て続けていると、土壌内の養分が不足して作物の成長にも著しい影響が及びます。
せっかく家庭菜園で土壌を耕したとしても、こうした障害によって十分な収穫が出来ないとなればこれは大きな問題です。
ハクサイを栽培する際には、その栽培方法や栽培の注意点の他、後作に適さない野菜を事前に把握しておくこと、まずはここからはじめていきましょう。
たったこれだけのことでも、家庭菜園での失敗を未然に防ぐことが出来ますし、スケジュール管理を徹底して家庭菜園でとれる野菜の量を増やしていくことが可能になっていきます。
ハクサイの後作には、後作に良いソラマメ、長ネギ、葉ネギなどの野菜を積極的に取り入れて植えていくと良いでしょう。
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