キュウリの水やり頻度や時間帯は?

キュウリの水やり頻度や時間帯は?

1.キュウリの水やり

キュウリの水やり頻度、水やりの時間帯、水やりの際の注意事項などについて疑問を持たれていませんか?
キュウリは、春に苗を植えて6~7月に収穫する春キュウリと、初夏に種をまいて7~9月に収穫する夏キュウリがあります。
キュウリの水やり頻度や水やりの時間帯を間違えるとキュウリが枯れてしまったり、うまく育たない場合がありますので、水やりは非常に大切です。

キュウリは水分を好む野菜で乾燥が苦手ですが、梅雨時や乾燥する時期に、毎日水をあげればよいかどうか悩んでいる方も多いと思いますので、キュウリの水やり方法について順番に解説していきます。

2.キュウリの種まき時の水やり

水やり

キュウリは、インド・ヒマラヤ山麓が原産地で、日当たりと水はけのよい場所で育てると良く育ちます。
家庭菜園では、春に苗を植えて6~7月に収穫する春キュウリの栽培がおすすめです。
定植は、風のない晴天の午前中に行い、定植後は、株元にたっぷりと水やりをします。

夏キュウリの栽培では、3月下旬~4月中旬に種まきを行います。
種をまいた後は、たっぷりと水をあげるのがポイントです。水やりの際は、シャワータイプで水が出るジョーロでやさしくかけてあげましょう。シャワータイプでないものは水の勢いが強いため、土や種が水で流されてしまい、キュウリがうまく育たない原因になります。

■キュウリの水やりにも使えるジョーロが買えるお店
キュウリの水やりにジョーロを買いたい場合は、販売店をのぞいてみましょう!
お洒落でかわいいジョーロや、水がたくさん入るジョーロなどが豊富にあります。
使う頻度が高いジョーロは、いいものを選びたいですね。

3.キュウリ植え付け時の水やり頻度と時間

キュウリの水やり

家庭菜園では、春に苗を植えて6~7月に収穫する春キュウリの栽培がおすすめです。
キュウリの生育に最適な温度は、日中で22℃~28℃、夜間で16℃~18℃です。低温時に植え付けてしまうと、生育が遅れ、寒さで弱ることがあるため注意が必要です。

定植は、風のない晴天の午前中に行います。苗を植え付ける際は、根鉢を崩さないようにして、根鉢の肩が地表面から少し出る程度の浅植えにすることがポイントです。

キュウリの植え付け時の水やりは、株元に静かに与える方法が基本となります。畑の土となじむように株元にたっぷりと水やりをします。シャワータイプのジョーロでやさしく水をかけましょう。勢いよく水をかけると、土が流れて苗が倒れてしまうので注意しましょう。

活着後は、乾燥しないようにこまめに水やりをすることが重要です。
キュウリの水やりは、午前中の早い時間帯に行い、日中の暑い時間帯は水を与えないようにします。特に夏の日中に水を与えると、とんでもない高温となり、その温度差によってキュウリに大きなストレスがかかってしまいます。
キュウリの水やりは、朝方の涼しい時間帯に行うのが望ましいのですが、真夏には土の乾き具合を見ながら、必要なら朝夕2回の頻度で水やりをします。夕方の水やりは、地温が低下してから行うようにします。

キュウリの畑栽培では日当たりの良い場所で、高畝にして水はけを良くして育てることが基本です。
苗が根付いた後は、土がひどく乾燥しない限り、基本的に水やりの必要はありません。ただし、空梅雨や盛夏の日照りが続いた時には水やりが必要になります。
また、夏の収穫期に乾燥すると花が落ちたり、果実が曲がったりします。6月下旬~8月の収穫期は、毎日午前中に畝間に水やりをすると収穫量も増えてきます。

キュウリのプランターや鉢栽培では、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。ただし、土の表面が常に湿っていると、窒息状態となって根が呼吸できなくなるので注意が必要です。また、土の表面が軽く濡れただけでは水が浸透しないため、水不足になってしまいます。鉢植えなどは、たっぷりと水やりすることで、新鮮な水と空気を供給することができます。

4.キュウリの梅雨時の水やり頻度

キュウリの水分コントロール

梅雨が明けると気温が急激に上がるため、キュウリが高温にうまく対応できず、樹勢が弱まることがよく起こります。キュウリは、極端な乾燥や低温に遭うと樹勢が回復しないという特徴もあるため、急激な温度変化に注意します。

梅雨の後半になったらポリマルチを除去して敷きワラを施すと、地温上昇と乾燥を抑えることができます。
キュウリの根は地表面に近いところに張るため、敷きワラを施すと乾燥を防いで根を保護してくれます。
また、樹勢を強めるためには、肥料切れにならないように追肥を施し、不良果の摘果を行うことなども有効で、病害虫の抑制にもなります。

 

5.キュウリの生理障害と水やり

キュウリの根は地表面に近いところに張るため乾燥しやすく、葉が大きいため蒸散量も多いので、水切れに注意します。水分が不足すると、曲がり果などの生理障害を起こすため、適切な水分量を保ちましょう。株元に敷きワラを施すと、水分量の極端な変動を避けることができます。

曲がり果
水分不足のほか、肥料切れ、日照不足などで葉に病気が発生し、葉の機能が低下したり、株が老化したときに発生しやすくなります。極端な摘葉や摘芯を避け、肥料切れに注意し、早めの追肥を行って樹勢を維持するようにします。乾燥が続くようなら、たっぷりと水やりをします。

尻細り果
高温や乾燥状態が続いたり、一つの株に多くの果実が着果していると株の負担が大きくなり、栄養状態が低下して発生が多くなります。

6.キュウリの病虫害と水やり

キュウリの葉の病気

キュウリは水分が不足すると病気を起こしたり、害虫の被害に遭うため、適切に水分量をコントロールしましょう。
病虫害は、梅雨末期に発生が増加し、秋の長雨の頃に樹勢の低下とともに再び増加するので、注意が必要です。

うどんこ病
うどんこ病は、主に葉に発生し、キュウリの葉の表面にうどん粉を振りかけたような白い斑点を生じ、症状が進むと葉全体や株全体が白くなります。白い粉の正体はカビで、下葉から発病して株全体に広がります。湿度が低く、乾燥気味の時に発生しやすくなりますので、温度と水分量に気をつけましょう。
キュウリの葉やつるが繁茂してきたら、摘葉や摘芯を行い、日当たりと風通しを良くして対処します。窒素肥料が多いと発病しやすいので、追肥に気をつけます。
発病したキュウリの葉は切り取って畑の外に持ち出して処分します。持ち出す際は、健全な葉に粉が飛散しないように注意します。

べと病
べと病は、カビによる病気で、キュウリの葉に発生します。低温多湿の梅雨の時期に多く発生し、キュウリの葉の表面に小さな淡黄色の斑点が現れ、葉脈で区切られて角型になるのが特徴です。葉の裏側には、すす状のカビや白いカビが生えます。下方の葉から発生し始めて、徐々に上の葉に拡大していきます。
長雨や水分が多い環境で伝染するため、水はけを良くし、密植を避け、摘葉や摘芯を適度に行って日当たりと風通しを良くします。過度な摘葉、窒素肥料の過多、肥料切れに注意します。
また、株の上部からの水やりを避け、敷きワラを施して、雨や水による泥はねを防止します。被害のあった葉や株は伝染源となるため、畑の外に持ち出して処分します。

炭疽病(たんそびょう)
炭疽病は、キュウリの葉、茎、果実に発生します。葉に、黄褐色の円形の病斑ができ、葉の中央部が裂けて穴があきます。茎や果実には、黄褐色のへこんだ病斑ができます。特に気温が高い梅雨時に病気が拡大しやすくなります。
水はけと風通しをよくし、水やりは株元に行います。窒素肥料の多用を避け、敷きワラを施して泥はねを防止します。被害にあった葉や株は、畑の外に持ち出して処分します。

ハダニ類
ハダニ類はクモの仲間で、成虫と幼虫が葉を吸汁加害します。葉にカスリ状の白い小斑点が生じ、多発すると葉全体が黄化して枯れてしまいます。
雨の少ない高温乾燥の年に被害が多いので、注意します。地表面が乾燥しないように、敷きワラなどを施します。

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