１．キュウリの収穫について
キュウリの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、キュウリの収穫タイミングはいつが良いのか、収穫する時間帯はいつが良いのか、どのように収穫すればよいのか、疑問に思われている方も多いので、今回はキュウリの収穫について見ていきたいと思います。
■分類：ウリ科キュウリ属
■原産地：インド北部ヒマラヤ山脈
■キュウリの旬：6～8月
■栽培時期：春まき・春植え
春の種まき：3～4月、植え付け：4～5月、収穫時期：6～8月
２．キュウリの収穫時期
キュウリは、3～4月に種まきをし、4～5月に植え付けをして、6～8月に収穫時期を迎えます。
キュウリの収穫時期は、6～8月頃が適期で、植え付けをしてから約2か月後、開花後10日ぐらいが収穫時期です。
8月～9月に苗を植える秋どりキュウリの場合だと、苗を植えてから大体30日位でキュウリの収穫を開始することができます。
キュウリがいつまで収穫できるかですが、植え付けが夏秋の遅めのキュウリだと、11月ごろまで収穫をすることができます。
収穫したキュウリは、採れたてを氷水に入れて、冷やしキュウリとして食べると最高に美味しいです。
まずはなんといっても生でフレッシュなキュウリを味わいたいですね。
３．キュウリの収穫タイミング
キュウリの収穫タイミングは、実の付き方や、大きさ、色を見ることで判断できます。
キュウリは花が咲いて、小さい実がなって、その後大きく成長し、実の色は黄緑からだんだん濃い緑になって色づいていきます。
キュウリの一番果（最初につく果実）は、株が小さな時期につきますが、株を疲れさせないために長さ8㎝ぐらいになったタイミングで収穫します。
2番果と3番果も若どりししていきます。それ以後は、長さ15～20㎝くらいになったタイミングで順次収穫します。
キュウリは実が小さくても、収穫して食べることができます。
花をつけた未熟で小さなキュウリは、花キュウリと呼ばれており、刺身のつまなどにしたり、味噌で漬物にして食べたり、炒めて食べたりすることができます。
キュウリの収穫が遅れると株に負担がかかるため、長さ15～20㎝くらいになったタイミングで早め早めに収穫します。
一旦収穫が始まると雌花の開花スピードが上がり、結実も早くなるので収穫が遅れないようにします。
４．キュウリを収穫する時間帯
キュウリを収穫する時間帯は何時ごろに行っていますか？
朝ですか？それとも太陽の出ているお昼の時間でしょうか？それとも涼しくなった夕方ですか？
特にキュウリを収穫する時間を意識していない方も多いですが、キュウリを収穫するのに良い時間帯は朝と夕方です。
夏場のキュウリの生長は早く、朝から夕方までに数cm成長しますので、朝と、夕方に採ると良いでしょう。
ぜひ、朝のすがすがしい時間や、夕食前の夕方の時間にキュウリを収穫してみてください。
５．キュウリの収穫方法
キュウリの収穫方法は、ハサミを使うのが一般的です。
キュウリを収穫する時はハサミを使って、ツルと実をつないでいる部分を切って収穫していきます。
手で引っ張っても実だけきれいにとることはむずかしく、無理に引っ張るとツルを傷つけることがあるのでハサミで切って収穫していきましょう。
キュウリはトゲもあるので、実をもぎ取ろうと強く握るととげが刺さって手や指を痛めることもありますので注意しましょう。
キュウリを収穫するハサミは、清潔に保っておきましょう。
病気にかかった植物を切ったり、土がついているままのハサミは、キュウリが病気になる菌が付着していることがあります。
菌が付着したハサミでキュウリを収穫すると、切り口から菌が侵入して、病気に感染することがあります。
ハサミの使用後は、きちんと消毒をしておくと、野菜が病気にかかる心配が減ります。
６．キュウリの収穫で気をつけること
キュウリは、成長が早いため収穫忘れに注意します。
キュウリは大きくなりすぎると、実の中の種も大きく固くなり、食べにくくなります。
夏場は大きな葉が茂るため、葉をめくって見えないキュウリの実がついていないか確認して収穫し忘れがないように注意しましょう。
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