シソ(大葉)の収穫時期と収穫方法は?

シソ(大葉)の収穫時期と収穫方法は?

1.シソの収穫時期

シソの収穫について

シソの収穫時期や収穫のタイミング、収穫方法などについて疑問に思われている方も多いと思いますので、シソの収穫についてご紹介します。

シソは、青ジソと赤ジソに大きく分けられ、青ジソは「大葉」とも呼ばれています。青ジソは、さわやかな香りと鮮やかな緑色が特徴で、和食の薬味のほか、酢の物、煮物などに使われています。
赤ジソは、梅干しや柴漬けなどの色付けによく使われています。

シソは、4月~6月にポットに種をまくか、5月~7月に苗を植え付けると、7月上旬~10月上旬に収穫することができます。

シソの栽培データ
■シソの栽培難易度:簡単
■分類: シソ科シソ属
■原産地:ヒマラヤ、中国
■主な旬: 7月~10月
■栽培時期:中間地(関東地域)
春まき栽培:種まき4月~6月、植え付け5月~7月、収穫時期7月~10月

2.シソの収穫タイミング

シソの収穫時期

シソ(大葉)は、若い新鮮な葉を摘み取って収穫するのが一般的です。
そのほか、間引き菜、花穂のつぼみ、結実した実をそれぞれ収穫して楽しむことができます。

葉ジソ(大葉)の収穫

葉ジソ(大葉)は、草丈30㎝程度で本葉10枚以上になったら収穫タイミングです。下の方の葉から順次摘み取るかハサミで切って収穫します。

芽ジソ(芽シソ)の収穫

芽ジソは、本葉2~3枚の頃に間引いたもので、サラダやお刺身のつまなどに利用することができます。

穂ジソ(穂シソ)の収穫

穂ジソは、花穂のつぼみや実が未熟なうちに摘んだもので、天ぷらやお吸い物、お刺身のあしらいとして利用されます。穂ジソは、大葉の開花後に収穫します。

実ジソ(実シソ)の収穫

実ジソは、花が咲き終わって結実したもので、醤油等に漬けてご飯と一緒に美味しくいただくことができます。プチプチとした食感と、シソの香りを楽しめます。実ジソは、花が咲き終わって実ができてから収穫します。

3.シソの収穫方法と追肥

シソの収穫方法

シソの収穫時期は、7月上旬~10月上旬が適期です。
葉ジソ(大葉)は、草丈30㎝程度で本葉10枚以上になったら収穫時期です。
葉ジソは、下の方の葉から必要な分を手やハサミで切り取って収穫します。
収穫した葉は、きれいに洗ってから使います。

シソは生育が旺盛で分岐性も強いため、大胆に収穫をしても次々と新しい葉が出てきます。余分な葉を収穫することで日当たりが良くなり、若い芽が育ちやすくなります。

シソの栽培期間中は追肥を与えることも大切です。追肥には、『マイガーデンベジフル』などがおすすめです。アブラムシなどの害虫には、自然派薬剤の『ベニカマイルドスプレー』『アースガーデン やさお酢』などがあります。

4.シソの採種保存

収穫したシソとシソの実

採種したシソの種は、翌年にまた使うこともできます。

種の取り方は、シソの実がついた枝を陰干しにして乾燥させます。
乾いた実はビニール袋の中に入れ、上から手でもみます。
その後、ふるいにかけて殻などを取り除き、袋に入れて保存します。

自家採種したものは発芽しないこともあるので、確実に収穫するためには新たに種や苗を購入するようにしましょう。

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