ポットまき(ぽっとまき)

ポットまき(ぽっとまき)

「ポットまき」とは、種を育苗ポットにまく方法であり、直まきと並んで一般的な種のまき方です。育苗ポットはビニールポットやポリポットとも呼ばれ、塩化ビニールなどが素材となっています。

ポットまきは、気温が低い時期の種まきや発芽率が低い野菜の種まきに適しています。また、ポットまきでは、種が雨や風で流される心配がなく、他の野菜を畑で育てながら育苗期間を過ごすこともできます。
加えて、温度管理や水やり、間引きなどの作業が容易であり、防虫ネットを使用することで病害虫の被害も少なく、健康的な苗を育てることができます。

ポットのサイズは号数で表され、号数はポットの直径を表します。野菜の育苗には、直径9㎝の3号ポットがよく使われます。
ポットに種をまく場合は、鉢底ネットを底に敷き、元肥入りの野菜培養土や種まき専用の土を使って土を入れます。ポットをトントンと上から落として土を落ち着かせ、指先でまき穴を2~3カ所作り、1粒ずつ種をまきます。

ポットまきは手間がかかりますが、発芽後は根が発達しているため、定植時の移植ストレスを軽減することができます。
ポットまきは、野菜の種まきの方法の一つとして、上手に利用していきたい方法です。


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