ブロッコリーの土作りの基本(畑・プランター)

ブロッコリーの土作りの基本

1.ブロッコリーの土作り下準備

家庭菜園でブロッコリー栽培を行う場合には、事前にブロッコリーに適した栽培環境にあった場所で土づくりの下準備をしてから始めましょう。

ブロッコリーの栽培データ
■ブロッコリーの栽培難易度:★★★☆☆
■分類:アブラナ科アブラナ属
■原産地:地中海沿岸
■ブロッコリーの旬:4~5月、10~12月
■栽培時期:春まき・夏まき(苗:春植え・秋植え)
春の種まき:2~3月、植え付け:3~4月、収穫:4~5月
夏の種まき:7~8月、植え付け:8~9月、収穫:10~12月
■連作障害:あり(2~3年あける)
■好適土壌pH:6.0~6.5
■発芽適温:15~30℃
■生育適温:15~20℃
■土作り時期:苗を植え付ける2週間以上前

ブロッコリーに適した栽培環境

木漏れ日の半日陰

ブロッコリーは、地中海沿岸が原産地です。

ブロッコリーは、涼しい気候を好む野菜で、保水力のある有機質に富んだ土壌で栽培します。
湿害に対しては弱く、根腐れや枯死しやすいため、風通しと水はけのよい場所を選びましょう。
特に生育初期から中期にかけては湿害を受けやすいので気をつけます。

ブロッコリーは、酸性土壌に弱いので、あらかじめ苦土石灰をまいて土壌酸度を調整します。

日当たり

ブロッコリー栽培を行う上で、日当たりは重要です。
ブロッコリーの葉が日光を浴びて元気よく育ちそうな日当たりの良い栽培場所を選びましょう。
ブロッコリーを植えたプランターや鉢は、日当たりと風通しの良い場所で管理します。

周囲に木や建物がある場合、栽培場所が長時間日陰にならないか調べましょう。
日陰になる場合は、光合成が足りず、果菜類はうまく育たないことがあります。

また、日陰の状態にもよりますが、草丈の低い葉菜類や根菜類なら、栽培することが可能です。

土中のゴミ処理

畑の畝づくり

ブロッコリーの土づくりをする前に、土の中にゴミが混じっていないかもチェックします。

庭や畑などでは、ビニール、マルチフィルム、ガラス片、コンクリート片、金属片などが土に混ざっていることがあります。

こうしたゴミが土の中に混ざっていると、耕うん機の刃に当たってケガをしたり、絡まったりするとケガや故障の原因になりとても危険です。

また、ゴミが障害になって、ブロッコリーが成長する過程で根っこの成長に影響を及ぼす場合もありますのでこれらのゴミは、丁寧に取り除きましょう。

ネズミ・モグラ対策

庭や畑でブロッコリーなどの作物を栽培すると、ネズミやモグラの被害にあう場合があります。
種や苗を植えた土が掘り返されて荒らされたり、野菜をかじられたりして、ブロッコリーの株が枯れる原因になることもありますので、ネズミやモグラがいる場合には対策をしましょう。

置くだけで敷地を守ってくれる「ネズミガード」や、土に埋めるだけで簡単に使用できる「モグラン」がおススメです。

ネズミガードは電池を入れてすぐに使用することができるネズミ撃退グッズです。
モグランは、電池を入れてモグラ被害のある場所に差すだけで使えます。

2.ブロッコリーの好適土壌pH調整

家庭菜園でブロッコリーを植える際には、土のpHを調べて、栽培場所の土のpHをブロッコリーに合わせます。

日本では酸性土壌が多いのですが、畑によっては、石灰資材の入れすぎで、アルカリ性に傾いている畑もあります。
また、pHは作物をつくるごとに変わるため、同じ畑であっても、野菜の作付け前と収穫後では、pHは異なります。

pHがブロッコリーに合っているかどうかを調べるためには、測定キットや測定器で測ります。
土に差すだけで測れる測定器が簡単なのでおすすめです。

ブロッコリーの好適土壌pHは、6.0~6.5です。
ブロッコリーを育てる土のpHを測って、必要に応じて石灰資材を施用して調整しましょう。

3.ブロッコリーの土作りの基本(畑栽培)

畑

ブロッコリーを上手に栽培するためには、土作りが重要です。
日当たりと風通しの良い場所を選んで、根が肥料やけを起こさないように、ブロッコリーの植え付けの2週間以上前までに、土作りを行います。
ブロッコリーの植え付けは3~4月と8~9月なので、植え付け時期から逆算して土作りをはじめましょう。

4.苦土石灰を撒いて耕す

畑に石灰を撒く

多くの野菜は、強い酸性土壌では生育が悪くなりますので、石灰資材を施用して調整します。

石灰資材にはいくつか種類がありますが、家庭菜園で使いやすいのは「苦土石灰」です。
比較的ゆっくり効果が現れるため、障害が起きにくいうえに、確実な効果が得られるメリットがあります。
また、野菜の生長に必要な苦土の補給にもなるため、おすすめです。

ブロッコリーの植え付け場所に、苦土石灰100g/㎡を全面に撒いて、すぐに深さ20~30cmを目安に十分に耕して、土となじませます。
まいたまま放置すると、石灰がかたまり土となじまなくなり、十分な効果が得られないので注意します。

5.堆肥・化成肥料を撒いて耕す

畑の土作り

ブロッコリーの植え付け1週間前になったら、堆肥1㎡当たり2㎏と化成肥料1㎡当たり100gをまいて、深さ20~30cmを目安に十分に耕して、土と良くなじませます。

土は鍬で耕しても良いですが、鍬で耕すのが大変な場合は、小型の耕うん機などで耕すと便利です。
家庭菜園では、充電式のコンパクトな家庭用耕うん機が人気です。

6.畝を作る

畝を作る

土をよく混ぜたら、ブロッコリー栽培用の畝を作ります。
畝をつくる部分にロープ(さくり縄)を張って目印にすると、初心者でも容易にまっすぐな畝をつくれます。

ブロッコリーの畝立ては、1条の場合には畝幅40~45㎝、高さは10~15㎝にします。

7.ブロッコリーの土作りの基本(プランター栽培)

プランター野菜

ブロッコリーをプランターで栽培する場合は、大型サイズの容器を用意します。

土作りを自分で行う場合には、赤玉土:腐葉土:バーミキュライトを6:3:1の割合にします。
これに石灰を用土10ℓあたり10~20g、化成肥料を用土10ℓあたり10~20gを混ぜます。
土作りが大変だという場合には、市販の野菜用培養土を購入すると手間が省けて便利です。

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