1.ブロッコリーの収穫について
ブロッコリーの収穫はいつからいつまでの時期に収穫できるのか、また、ブロッコリーの収穫タイミングはいつが良いのか、ブロッコリーはどのように収穫すればよいのか、ブロッコリーの収穫で気をつけることは何かなど、疑問に思われている方も多いので、今回はブロッコリーの収穫について見ていきたいと思います。
■分類:アブラナ科アブラナ属
■原産地:地中海沿岸
■ブロッコリーの旬:4~5月、10~12月
■栽培時期:春まき・夏まき(苗:春植え・秋植え)
春の種まき:2~3月、植え付け:3~4月、収穫:4~5月
夏の種まき:7~8月、植え付け:8~9月、収穫:10~12月
2.ブロッコリーの収穫時期
ブロッコリーは春まきであれば、2~3月に種をまいて、4~5月に収穫時期を迎えます。
夏まきであれば、7~8月に種をまいて、10~12月に収穫時期を迎えます。
ブロッコリーの収穫タイミングは、時期や花蕾の状態から判断できます。
収穫は、晴れた日の午前中の時間帯に行うと良いでしょう。
ブロッコリーは、株の頂点にできる頂花蕾を収穫した後も、側花蕾というわき芽が出てきますので、わき芽も収穫していくことができます。
蕾がしまっているうちに茎の部分を、包丁やナイフで切り取って収穫します。
このとき茎はできるだけ長く残したほうがわき芽が多く育ちます。
側枝が伸びてきて、側花蕾ができたらどんどん収穫していきましょう。
側花蕾の直径は5~6㎝になったら、つけ根から切り取って収穫します。
ブロッコリーは暖かい日が続くと一気につぼみが膨らみます。
花が咲くと食味が落ちてしまい、株が弱る原因にもなるので、早めに収穫しましょう。
つぼみが凸凹と飛び出してきたり、黄色くなったりすると収穫遅れなので、収穫適期を逃さないように、固く締まった花蕾を収穫していきましょう。
ブロッコリーの葉も食べることができるので、ブロッコリーの生育を妨げない程度に、柔らかい葉を少しずつ収穫していきましょう。
ブロッコリーは冬になると花蕾が紫色になることがありますが、病気ではありません。
寒さにあたるとアントシアニンという紫色の色素成分を作りだすためです。
ゆでると緑色になるので問題なく食べることができます。
3.ブロッコリーの収穫方法
ブロッコリーの収穫方法は簡単です。
収穫は、包丁やナイフなどで茎を斜めに切り取ります。切り口に水がたまると腐って病気の発生につながるため、切り口が太陽の方角を向くように斜めに切ります。
切り口が乾きやすいように、晴れたの日の午前中に収穫をするよが良いです。
ブロッコリーは、収穫が始まってからも追肥を行うことで、わき芽を長く収穫することができます。
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